2010年1月30日土曜日

Suprageneric Phylogeny of Japanese Cyperaceae Based on DNA Sequences from Chloroplast ndhF and 5.8S Nuclear Ribosomal DNA (2007)

Suprageneric Phylogeny of Japanese Cyperaceae Based on DNA Sequences from Chloroplast ndhF and 5.8S Nuclear Ribosomal DNA
Tomonori Hirahara, Teruo Katsuyama, Takuji Hoshino
Acta Phytotax. Geobot. 58: 57-68 (2007).

3-bp indels, 5.8S rDNA, Cyperace, ndhF, subfamilial classification, tribal classification
カヤツリグサ科内の系統関係と分類について

山口県植物研究会会報 vol.3No.8 (2007)

山口県植物研究会会報 vol.3No.8
真崎久、真崎博、岡 国夫
山口県植物研究会会報 3(8): 1-12 (2007).

フサスゲ(山口県植物誌1972、宇部市岐波、山口市竹島、光市牛島、光市虹ヶ島の開発地)、
荻市明木同前 小野山川沿い 160-220m 20071110(コゴメスゲ、ミヤマカンスゲ、シラスゲ、ナキリスゲ、ヒメシラスゲ、オタルスゲ、ササノハスゲ、コカンスゲ、フサナキリスゲ、ヒメクグ、アブラガヤ)、
岩国市御庄 神ノ内川沿い 19920209/19980222/20061227/20070616/20071128(シラスゲ、タニガワスゲ、マスクサ、ナキリスゲ、サツマスゲ、ヒメシラスゲ、タカネマスクサ、シラコスゲ、ヤワラスゲ、ヒメクグ)

くじゅうタデ原地域の維管束植物フロラ(2002)

くじゅうタデ原地域の維管束植物フロラ
荒金正憲、辻寛文
くじゅうタデ原自然環境学術調査報告書 53-72 (2002).

阿蘇くじゅう国立公園指定植物:オオアゼスゲ、ヤチカワズスゲ、コイワカンスゲ、ヌマクロボスゲ/
環境庁編RDB(2000)掲載種オオアゼスゲIA、ヤチカワズスゲII、エゾツリスゲII、ヌマクロボスゲIB、先述に準じる植物カミカワスゲ、サドスゲ/
タデ原周辺地域の特徴的な植物サドスゲ、オオアゼスゲ、ヌマクロボスゲ、カミカワスゲ/
タデ原及び周辺地の維管束植物目録オオアゼスゲ、ヤチカワズスゲ、ヒメスゲ、エゾツリスゲ、ヒメゴウソ、ワタリスゲ、カミカワスゲ、サドスゲ、タガネソウ、コイワカンスゲ、ナルコスゲ、アゼスゲ、ウシクグ、エゾハリイ、マシカクイ、ノテンツキ、ヤマイ、アブラガヤ、エゾアブラガヤ、シデアブラガヤ、ツクシミノボロスゲ、ツルナシオオイトスゲ、カサスゲ、イトスゲ、イトハナビテンツキ、フトボタニガワスゲ、マツバスゲ、ショウジョウスゲ、アオスゲ、メアオスゲ、アワボスゲ、シバスゲ、シカクイ、ヒメジュズスゲ、タニガワスゲ、ヤマアゼスゲ、ヒゴクサ、テキリスゲ、ゴウソ、ヌマクロボスゲ、ヒメシラスゲ、コゴメスゲ

くじゅう坊ガツル湿原の植生(2007)

くじゅう坊ガツル湿原の植生
荒金正憲、瀬戸屋耕二
くじゅう坊ガツル地域自然環境学術調査報告書 33-52 (2007).

久住山、坊がツル、大分県
ツクシミノボロスゲ、ヒメスゲ
ラムサール条約登録されている

masakiにメールするとすげの会最新情報がわかります

masakiにメールするとすげの会最新情報がわかります。

こんな感じ↓
*****************

2010年1月27日付 
すげの会関連最新情報:
●カヤツリグサ科HP図鑑更新
ヌイオスゲとヤリスゲ
http://hos0.big.ous.ac.jp/~hoshino/Labo/colorzukan/hyousi.htm
●すげの会標本同定会
9月4日(土)、5日(日)科博にて
●2010年すげの会全国大会(鳥取県)
5月22日(土)23日(日)
*宿泊は「鹿野菅笠」の鹿野
*****************

ここ1ヶ月ほどつけてみましたが、おおむね好評です。
masakiのアドレスは、すげの会ニュースの最後のページにあります~

Uebersicht der Cyperceengattungen (1834)

Uebersicht der Cyperceengattungen
Nees von Esenbeck, C. G. D.
Linnaea 9: 273-306 (1834).

Acrolepis, Hemichlaena, Dulichium, Comostemum, Pycreus, Cyperus, Papyrus, Mariscus, Kyllinga, Courtoisia, Remirea, Anosporum, Melancranis, Hemicarpha, Lipocarpha, Hypolytrum, Diplasia, Fuirena, Chondrachne, Chorizandra, Chrysithrix, Dichostylis, Abildgaardia, Chaetocyperus, Echinolytrum, Fimbristylis, Trichelostylis, Isolepis, Dichromrna, Eleogiton, Schoenidium, Ficinia, Sickmannia, Malacochaete, Hymenochaete, Blysmus, Trichophorum, Eriophorum, Scirpus, Scirpidium, Eleogenus, Eleocharis, Limnochloa, Morisia, Haplostylis, Mitrospora, Calyptrostylis, Cephaloschoenus, Diplochaete, Ceratoschoenus, Spermodon, Haloschoenus, Echinoschoenus, Zosterospermum, Rhynchospora, Baumea, Chapelliera, Elynaathus, Schoenopsis, Schoenus, Trasi, Machaerina, Pleurachne, Ecklonia, Chaetospora, Pleurostachys, Nomochloa, Streblidia, Carpha, Asterochaete, Cyathocoma, Buekia, Oreobolus, Arthrostylis, Cladium, Garnia, Lamprocarya, Melachne, Morelotia, Evandra, Caustis, Sclerochaetium, Lepidosperma, Cylindropus, Hypoporum, Becquerela, Lagenocarpus, Diplacrum, Calyptrocarya, Elyna, Kobresia, Trilepis,Aulacorhynchus, Schoenoxyphium, Carex, Unicinia, Mapania, Tetraria, Catagyna, Diaphora, Opetiola.

*ドイツ語

Cyperaceae. In: Endlicher, S. (ed.), Genera plantarum (1836)

Cyperaceae. In: Endlicher, S. (ed.), Genera plantarum
Fenzl, E.
Genera plantarum:Apud Fr. Beck Universitatis bibliopolam, Vindobonae. 2: 109-119 (1836).

Carex, Uncinia, Schoenoxyphium, Trilepis, Elyna, Kobresia, Diplaerum, Scleria, Aulacorhynchus, Haplostylis, Rhynchospora, Chaetospora, Trianoptiles, Nomochloa, Machaerina, Bueckia, Lepidosperma, Oreobolus, Spermodon, Dichromena, Elynanthus, Scoenus, Remirea, Cladium, Lamprocarya, Gahnia, Caustis, Evandra, Chrysithrix, Lepironia, Lipocarpha, Hypolytrum, Diplasia, Malaneranis, Sickmannia, Anosporum, Hemichlaena, Pleuraehne, Fuirena, Vauthiera, Ficinia, Fimbristylis, Isolepis, Scirpus, Eriophorum, Dulichium, Cyperus.

日本の高山帯とシベリアサヤン山脈における単子葉植物Carex(スゲ属)集団内の種組成の比較(2004)

日本の高山帯とシベリアサヤン山脈における単子葉植物Carex(スゲ属)集団内の種組成の比較
路川宗夫
筑波大学技術報告 24: 103-107 (2004).

ロシア、シベリア、サヤン山脈、ハクサンスゲ、カラフトカサスゲ、ヒメカワズスゲ、タカネシバスゲ、
赤石岳、朝日連峰、早池峰山、薬師岳、雨竜湿原、暑寒別岳、幌尻岳、石狩岳

ビャッコイの原産地(1956)

ビャッコイの原産地
本田正次
Journ. Jap. Bot. 31(6): 191-192 (1956).

表郷村、金山、ビャッコイの由来

マンシュウクロカワスゲ日本に産す(1956)

マンシュウクロカワスゲ日本に産す
大村敏朗、小山鐵夫
Journ. Jap. Bot. 31(6): 191-192 (1956).

Carex peiktusanii Komar.
クロボスゲ、
センジョウスゲ、
標高2500m、南アルプス

Taxonomic Study of the Genus Scirpus Linne (1958)

Taxonomic Study of the Genus Scirpus Linne
Tetsuo Koyama
Journ. Fac. Sci. Univ. Tokyo III 7(6): 324-327 (1958).

ビャッコイScirpus fluitans L. としてあり
→ページはビャッコイ部分のみ

Observation on the Flora of Japan (1905)

Observation on the Flora of Japan
T. Makino牧野富太郎
Bot. Mag. Botanical Magazine 植物学雑誌 19: 23-30 (1905).

ビャッコイ新種記載、Scirpus pseudo-fluitans Makino sp. nov.

Karyomorphological Studies of Four Species of Japanese Scleria (Cyperaceae) (2007)

Karyomorphological Studies of Four Species of Japanese Scleria (Cyperaceae)
Okihito Yano & Takuji Hoshino
Cytologia 72(3): 275-278 (2007).

ミカワシンジュガヤS. mikawana 2n=20、
コシンジュガヤS. parvula 2n=30、
シンジュガヤS. levis 2n=48、
オオシンジュガヤS. terrestris2n=48

厳島の自然 総合学術調査研究報告より抜粋 厳島(宮島)の維管束植物(1975)

厳島の自然 総合学術調査研究報告より抜粋 厳島(宮島)の維管束植物
天然記念物瀰山原始林・特別名勝厳島緊急調査委員会 
関太郎・中西弘樹・鈴木兵二・堀川芳雄
宮島町 221-269 (1975)

ジングウスゲ、センダイスゲの記録あり

岡山理大学長hada先生に会った

シーケンサかけて1時間後確認のとき、岡山理大学長hada先生にお会いした。学長になられてから、天然記念物状態。お会いできた日は、なんか良いことありそうな気がする。そんなhada先生もすげの会会員です。

ファイルオクール(50MBまで)無料:numakuniaさん情報

numakunaiさんから別件でメールがあり、そのとき「ファイルオクール」なるサイトでファイルをダウンロードした。これが、早くて便利。是非、皆さんも試してみて下さい。

→ファイルオクール:大容量ファイルを簡単メール送信 File O'Cool
 
下にスクロールしてあらわれるスタッフコラムも楽しめます。

ところで、このような会社はどのような収入を得て運営しているのだろうか?
ファイルオクールを会社宣伝として使うとして、広告収入だけでやっていくのは大変だ。
→会社案内 アイピーコムシス有限会社:ウェブサイト運営がメイン業務。お一人で頑張っておられる会社です。

長崎のtanakaさんからメールあり

今回初めての投稿となる長崎のtanakaさんからメールと原稿ファイル添付あり。
ありがとうございます!会費の納入もしてくださったとのことで、重ねて感謝です。

2010年1月29日金曜日

masakiwitter

サイクルシークエンスのあと、yamamotoさんの公聴会へ。
我がことのように緊張した。

masakiwitter

岐阜に「金糞岳(きんふんたけ)」というのがあるのを知った。
E136゚20'13" N35゚33'01"

岡山理科大学標本庫(OKAY)の紹介

岡山理科大学標本庫(OKAY)の紹介をホームページにアップしました。

masakiwitter

メール整理時間かかりすぎ。もうやめよう。googleメールやっと568件に収まった。いつも600件以下にするよう心がけている。

沖縄のサコスゲ:神奈川のnakayamaさん情報

メール発掘の旅を続けています。興味深い情報があって時間がかかる。

2008年1月にnakayamaさんからいただいたメールより

********
昨日まで沖縄にいました。
奥のサコスゲはもう熟していました。
黄金山200mの上のサコスゲは、めしべを広げて綺麗でした。
********
 
この時期に・・・

調査許可(大雪山):北大のkatoさんより(2007年の話)変更あるかも

2007年12月7日に北大の優秀な学生katoさんからhoshino先生に許可申請について教えていただいていた。3年前の話なので変更あるかも。
参考までに。

<許可証の流れ>
文化庁→北海道教育委員会→上川支庁→教育局→上川町教育委員会
*途中1ヶ月ほど放置されることがあるので注意。

<大雪山での植物採取許可申請先:3ヶ所>
1.国立公園(環境省)
2.国有林(林野庁)
3.天然記念物(文化庁)

***まず電話する****

<1.環境省の自然保護官事務所:国立公園>
・大雪山国立公園で3ヶ所(上川・東川・上士幌)
 上川自然保護官事務所 tel:01658-2-2574 fax:01658-2-2681
 東川自然保護官事務所 tel:0166-82-2527 fax:0166-82-5086
 上士幌自然保護官事務所 tel:01564-2-3337 fax:01564-2-2933
・調査地の最寄りの事務所に連絡する
・複数箇所で調査を行う場合は一番面積が大きそうな場所に申請について電話する

<必要な書類>
申請書類と場所を示す地図
研究内容
調査者一覧など
*調査内容によっては複数年の許可を貰うこともできる

<2.林野庁の申請:国有林>
旭川市にある上川中部森林管理署に国有林の入林・植物採取許可を申請する。
 上川中部森林管理署 tel:0166-61-0206 IP電話:050-3160-5745 fax:0166-61-0690
環境省と文化庁の許可を受けた後で、許可証のコピーと一緒に送付する。
*林野庁は1年ごとにしか許可をもらえない

<3.文化庁の申請:天然記念物>
地元の教育委員会が窓口。
 上川町教育委員会(かみんぐホール) tel:01658-2-2371 fax:01658-2-3927
*2007年以前は1年ごとに申請が必要だったが、最近では複数年の許可申請が可能のようす

鳥取県の植物:sakakaさんより(2007年)

2007年のメールを整理したところ、鳥取のsakataさんのメールで鳥取県の植物に関して教えていただいていた。MOTTAINAIので掲載。岡山のkatayamaさんの鳥取県産標本にミセンアオスゲがあったことを連絡したときのこと。

**2007年10月1日***
ミセンアオスゲ
tanaka先生に聞いたところ,県内では見ていないとのことです。
多分新産地と思います。

鳥取県の場合、大山より西部に瀬戸内のもの(暖地系統)が入っているようです。地形も日野郡は山陽側に似ています。また、湿地にあるものがあるようです。
山陽側の名前のついている、アテツマンサク、キビナワシロイチゴなどがあります。東部の氷ノ山、扇ノ山、東山、三國山などは北方系のものが見られます。
************

masakiwitter

シーケンサ予約。テスト実験になるかと思ったら、今日やってくださるようで助かります。

masakiwitter

カラム終了。やっぱ、1時間はかかるな~

katsuyamaさんへ査読コメント送付

昨日、お問い合わせのあった査読コメントを勝山さんへ無事郵送。一安心。

2010年1月28日木曜日

すげの会年会費滞納状況2010年1月25日現在

すげの会年会費滞納状況2010年1月25日現在
4年以上滞納 42名

満5年以上滞納されますと自動的に退会扱いとなりますのでご注意ください。

今回の全国大会案内送付であて名シールのお名前の下に納入状況をメモしております。ご確認下さい。

ikeda先生:岡山理大到着

ikeda先生が岡山理大に到着!いろいろ打ち合わせが満載だ。

西南日本植物情報研究所 堀田満先生の資料は総合地球環境学研究所にある

西南日本植物情報研究所 堀田満先生の資料は総合地球環境学研究所にある
「堀田ファイル」
有用植物に関する文献をデータ化して、総合地球環境学研究所(地球研)にデータ寄贈されたそうです。

numakunaiさんから原稿問い合わせ

numakunaiさんから原稿投稿に関する問い合わせあり。すぐ返信。

katsuyamaさんから査読コメント問い合わせ

katsuyamaさんから査読コメント問い合わせあり。編集委員長のikeda先生には連絡してたんですが、今日までそのメールの返信がなくて・・・。たぶん、猛烈に忙しいんだと思います。今日夕方にいらっしゃるそうなので、今日明日にはお送りできそう。

katsuyamaさんと莎草研究用原稿手直し

katsuyamaさんと共著の原稿手直し。お手数ばかりかけてしまい、大変申し訳ないです。いつもお世話になってばっかりだ。

すげの会全国大会案内の送付:月曜日

鳥取県から地図と宿のパンフレット到着。印刷会社に電話して、すげの会全国大会案内の送付を月曜日にしていただくことになった。みがきさん、いつもありがとうございます。
宣伝:有限会社みがき栄伸堂さん

masakiwitter

午前中植物園勤務後、電気泳動終了。2/7出なかった。

masakiwitter

昨日、お母さんに「最近ヨン様に似てきたな~」と言われた。韓流ファンらしい表現だが、ヨン様は男じゃん。喜んで良いのか大変微妙。

masakiwitter

昨日帰りがけ、おじいさんに「んっ!?」という顔をされ、すれ違いざま「さすがっ!」と言われた。私の何に感心したんだ??

2010年1月27日水曜日

岡山理科大学標本庫(OKAY)の紹介:Index Herbariorum

Index Herbariorum
Part I: The Herbaria of the World

ニューヨーク植物園のサイトで世界の標本庫情報が検索できる。
岡山理科大学標本庫(OKAY)の紹介も2009年1月にメール送って更新済。
私がCuratorとして登場している。

だけど、サイトが超おもい。見えないっ。

カヤツリグサ科HP図鑑更新:ヌイオスゲとヤリスゲ

カヤツリグサ科HP図鑑更新しました!
ヌイオスゲヤリスゲ

Carpha aristata Kuk.イヌノグサ記載:タイプロカリティ長崎

Carpha aristata Kuk.イヌノグサ記載
R. S. N. R. V. 47: 118 (1939).

Repertorium specierum novarum regni vegetabilis
Vorarbeiten zu einer Monographie der Rhynchosporoideae
G. Kukentahl (1939)

タイプロカリティは長崎だった。へぇ~。

masakiwitter

やっとシーケンサーが直った~さっ、PCRしよっと。

千葉のchibaさん来週来岡

千葉のchibaさんから、岡山理科大学標本庫(OKAY)の標本閲覧希望あり。
もちろんOK。来週が楽しみだ。あまり広くはないですが、カヤツリグサ科特にスゲは充実してますよ!

そうか、標本庫案内をホームページにアップすべきだ~

埼玉博のsudaさんから資料請求あり:すげの会について

埼玉博のsudaさんからすげの会について、活動内容、会則などの資料請求があり、急いで作成。良い機会と思い、まとめました。そんで急いでメール送信。

沖縄標本やっと台紙に貼り終わり:takaraさんの標本

takaraさんからいただいた沖縄産カヤツリグサ科標本をやっと貼り終わった~
あと同定が残っている。これが大変なんだ。

すげの会全国大会案内送付準備:ほぼ完成

鳥取県でおこなわれるすげの会全国大会の案内状が完成。
一緒に送る地図などが届いたら、すぐに発送します。

長崎大学標本データ:分布図試案no.1と2データ変換終了

nakanishi先生からいただいた長崎大学標本データのうち、分布図試案no.1と2のデータ変換終了。意外に手間取ってしまった。

masakiwitter

昨日、勝間さんの新刊ムック思わず購入。Twitterやってみっかな?

masakiwitter

母上様が毛糸の帽子を編んでくれました。母の愛!どちらもあたたかい。

第6回すげの会標本同定会の案内完成!

科博のebiharaさんにチェックしていただき、第6回すげの会標本同定会の案内が完成!
次のすげの会ニュースno.21に掲載します。
すげの会全国大会案内と一緒に送るつもりなので、1月末~2月初になります。

第6回すげの会標本同定会 9月4日(土)、5日(日) 科博実験植物園にて
申し込みは、8月20日(金)~9月3日(金):masakiまで

半年先だと忘れそう~
スゲ分布図試案no.3送付予定を少し早めて再度送ろうかな。

2010年1月26日火曜日

論文投稿:クッキーカッターシステム(節の系統と分類)

Phylogeny and Classification of Carex section Ovales (Cyperaceae)
Andrew L. Hipp, Anton A. Reznicek, Paul E. Rothrock, and Jaime A. Webers Int. J. Plant Sci. 167(5): 1029-1048 (2006).

スゲ属Ovales節の系統と分類

要旨
1.section Ovalesの説明
2.分子系統解析の結果
3.分子系統解析結果とOvales節の形態分類の比較

はじめに Introduction
1.カヤツリグサ科について
2.スゲ連スゲ属について
 1)生育環境
 2)これまでの分子系統解析
3.section Ovalesについて
 1)構成種
 2)分布域
 3)形態
 4)分子系統解析の結果概要
 5)分類学的取り扱いについて
4.本研究の目的

材料と方法 Material and Method
1.節内各グループごとの種数
2.従った分類体系とシノニム扱いとした種についての注意
3.DNA抽出とPCR
 1)DNA抽出法
 2)PCRプライマー
 3)実験条件の変更点
 4)cycle sequenceと解析機器
4.系統解析法1 Phylogenetic Analysis
 1)使用ソフト
 2)Indelの取扱い
 3)ML法、ベイズ法、Ti/Tvの求め方
 4)MP法のPaupでの設定
 5)ブーツストラップ値を求める設定
 6)MCMC法の使用ソフト、Modeltestの設定
5.系統解析法2 Tests of Data Partition Congruence and Topological Tests of Phylogenetic Hypotheses
 1)PaupでのILDテスト設定
 2)PaupでのSHテスト設定
6.外部形態と生物地理学的データ解析法 Analyasis of Morphological and Biogeographic Data
 1)形態形質の取扱い:形質の評価に数値を与えた
7.細胞学的解析 Cytology

結果 Rersults
1.ITS+5.8S Data Matrix:解析方法、モデルテスト、結果
2.ETS Data Matrix:同上
3.単一DNA領域と組み合わせたデータの結果の比較Congruence and Analysis of Combined Data
4.ITS Phylogenetic Results: All Taxa:3の詳細
5.ETS Phylogenetic Results:3の詳細
6.Combined Analysis:3の詳細
7.分子系統解析結果に外部形態形質を乗せてみた結果 Character Evolution and Monophyly of Mackenzie's Species Groups
8.染色体で注目すべき種 Cytology of Carex roaimensis
→減数分裂観察でn=62(2n=124)!スゲ属で最大数。ミノボロ類より10本多い。

考察 Discussion
1.分子系統解析結果(系統樹)と他の形質をあてはめて何が言えるか?
 1)節内の特定のグループに注目して Data Congruence and the Origin of the Carex bonplandii Complex:グループの説明、グループの染色体の特徴
 2)主役Ovales節の分化と姉妹群 Diversification and the Sister Group to Section Ovales
 3)生物地理学的研究 Biogeography
 4)外部形態の変異  Character Evolution and the Status of Mackenzie's Species Group
 5)北アメリカ東部に分布するクレードについて The Eastern North American Clade I and ENA Clade II:クレードの種の外部形態、問題提起
 6)北アメリカ西部に分布する種について The Western North American Grade:雑種もある、分布域、本研究で再同定された標本、サンプル採取時に注意

謝辞 Acknowledgements

参考文献 Literature Cited

ここ1ヶ月の上位検索ワード:yanoくん大健闘!

ここ1ヶ月の上位検索ワード
1.korea cyperaceae
 韓国の方が(ハングップニエヨ)!?韓国地名が人気ページになってるので、日本の方だね。

2.ハクサンスゲ
 なぜか人気。ハクサンスゲを扱っているページがそんなに少ない?

3.yanoくん
 本名で検索されてたよ!人気人気!

masakiwitter:ついに100越え!

やった!ここ1ヶ月のユニークユーザーが100越えてた!
正確には114。3ケタだ。これ、目標の1つだった。

*なぜそんなことが分かるの?*
Google Analysisを使っているからです。すごい奴です。レポートが半端ない。ホームページやブログされてる方!おもしろいですよ。

2010年1月25日月曜日

長崎のtanakaさんから莎草研究投稿原稿届く

長崎のtanakaさんから莎草研究用投稿原稿が届きました。
初めての投稿とのことで、少し緊張されている様子。
とりあえず、メールをいただけるようお願い手紙を書きました。

科博ebiharaさんから標本届く:が、忙しいので時間いただく

科博のebiharaさんから同定依頼標本が届く。
しかし、今週は星野先生の仕事(卒論要旨締切・修論締切・博論審査など)が詰まっており、すぐにお返しするのが難しい状況。よって、標本返却の締切の目安を伺い。
すぐにお返事あり、2~3週間時間をいただきました。
標本には、標本借用シートだけでなく、着払いの伝票まで入れて下さっていました。
お気遣いありがとうございます。見習わないと!

佐賀のiwamuraさんの標本:佐賀県立宇宙博物館

佐賀のiwamuraさんの標本は、佐賀県立 宇宙博物館にも収蔵されている話を伺ったことがあります。
佐賀県立 宇宙博物館
研究普及-たとえば生物収蔵庫はこんなところです。

大分の標本収蔵先:arakaneさん

大分のarakaneさんからスゲ分布図用標本データをいただいたとき、標本収蔵先もご教示願っていた。

大分県植物研究会標本
→大分県教育センター:大分市丹野原847-2

九州のニイタカスゲ

佐賀のiwamuraさんから、九州のニイタカスゲ分布について問い合わせあり。
→本州、四国、九州の主に太平洋側(勝山2005)

岡山理大(OKAY)標本リストを検索。
九州のニイタカスゲ:佐賀(去年iwamuraさんが標本同定会持参)・大分・宮崎

念のため、katuyamaさんにも問い合わせ。すぐにお返事いただき感謝感謝。
***********
KPMには鹿児島県(霧島山と屋久島)産のみ。
九州ではメアオスゲとニイタカスゲの区別が不明瞭で九州産ニイイタカスゲほとんどなし。
屋久島の高地のものの方がニイタカスゲらしい形態をしている。
***********
とのことであった。難!OKAYの標本見直す必要有也!?

九州大のoonishiくんがアオスゲ類を研究しているので、頑張って欲しいと思った。

masaki本:芸術・プア・みの・もえ・パリ

芸術起業論:村上 隆
世界に羽ばたきたいなら芸術にも戦略とマネジメントが必須。新しい価値観=こんなおもしろいものがあるという指摘。日本特有の分業制作の復活。花と日本画のモチーフが多い理由。敵の懐に入らなければ弱点がわからない。

ハウジング・プア:稲葉 剛
住所なければ就職できない。ホームレス状態の人は就職活動しても就職先を紹介されない。今、月給10万の生活を成り立つようにしておかないと、超高齢化社会になったとき自分が生き残れなくなる。そのための提言。

義理と人情―僕はなぜ働くのか (幻冬舎新書) :みのもんた
みのさんの意見が受け容れられるのは、みのさん自身、一企業経営者だから。テレビではわからないみのさんの人生。粋な遊び方指南あり。

モデル失格:押切もえ
もえさんによるこれからも頑張ります宣言。大変な世界だ。

エリコロワイヤル PARIS GUIDE:中村 江里子
こんな生活あこがれなくもない。っていうか結構好き。

あと忘れた。

2010年1月23日土曜日

佐賀平野の植物目録 (2004)

佐賀平野の植物目録
岩村政浩
佐賀自然史研究 10: 17-60 (2004).

アイダクグ、アオガヤツリ、アオスゲ、アオテンツキ、アキカサスゲ、アゼガヤツリ、アゼナルコ、アワボスゲ、アンペライ、イガガヤツリ、イセウキヤガラ、イソヤマテンツキ、イトイヌノハナヒゲ、イトハナビテンツキ、イヌクグ、イヌクログワイ、イヌノハナヒゲ、イヌホタルイ、ウシクグ、ウマスゲ、オオハリイ、オキナワジュズスゲ、オニガヤツリ、オニスゲ、カガシラ、カサスゲ、カヤツリグサ、カワラスガナ、カンガレイ、キシュウナキリスゲ、クグガヤツリ、クグテンツキ、クログワイ、クロタマガヤツリ、クロテンツキ、ケシンジュガヤ、コアゼガヤツリ、コイヌノハナヒゲ、コウキヤガラ、ゴウソ、コゴメガヤツリ、コゴメスゲ、コシンジュガヤ、サツマスゲ、サンカクイ、シオクグ、シカクイ、シカクホタルイ、ジュズスゲ、シュロガヤツリ、シラスゲ、シロガヤツリ、シンジュガヤ、タイワンヤマイ、タチスゲ、タマガヤツリ、チャガヤツリ、ツクシカンガレイ、ツルナシコアゼガヤツリ、テンツキ、トラノハナヒゲ、ナキリスゲ、ナンゴクカワラスガナ、ヌカスゲ、ヌマクロボスゲ、ノゲヌカスゲ、ノテンツキ、ハマスゲ、ハリイ、ヒカゲスゲ、ヒゴクサ、ヒデリコ、ヒナガヤツリ、ヒメアオガヤツリ、ヒメクグ、ヒメゴウソ、ヒメホタルイ、ヒメモエギスゲ、ヒラボガヤツリ、ヒンジガヤツリ、フサスゲ、フトイ、ホタルイ、マシカクイ、マスクサ、マツバイ、マツバスゲ、マネキシンジュガヤ、ミカワシンジュガヤ、ミクリガヤ、ミズガヤツリ、ミヤマカンスゲ、ミヤマシラスゲ、ムギガラガヤツリ、メアゼテンツキ、メリケンガヤツリ、モエギスゲ、ヤマイ、ヤワラスゲ、ユメノシマガヤツリ。

カヤツリグサ科スゲ属シオクグ節の近畿地方における分布2(2007)

カヤツリグサ科スゲ属シオクグ節の近畿地方における分布2
山本修平
近畿植物同好会会誌 30: 1-25 (2007).

オニスゲ、ウマスゲ、オオクグ、分布図

鳥取県立博物館所蔵目録51 維管束植物コレクション目録2007 (2007)

鳥取県立博物館所蔵目録51 維管束植物コレクション目録2007
鳥取県立博物館

エナシヒゴクサ、ハリガネスゲ、ケタガネソウ、ナルコスゲ、ダイセンスゲ、オニスゲ、ミヤマカンスゲ、シラスゲ、オクノカンスゲ、マスクサ、コハリスゲ、ヤマアゼスゲ、カワラスゲ、ジュズスゲ、ヒゴクサ、テキリスゲ、ヒカゲスゲ、ゴウソ、カンスゲ、ミヤマシラスゲ、ササノハスゲ、コジュズスゲ、キンキカサスゲ、タカネマスクサ、コウボウシバ、コカンスゲ、アズマナルコ、タガネソウ、ニシノホンモンジスゲ、アゼスゲ、ヤワラスゲ、チャガヤツリ、アイダクグ、ヒメクグ、クグガヤツリ、タマガヤツリ、ヒナガヤツリ、アゼガヤツリ、コアゼガヤツリ、コゴメガヤツリ、カヤツリグサ、ウシクグ、カワラスガナ、マツバイ、ハリイ、オオヌマハリイ、シカクイ、ヒメヒラテンツキ、ノテンツキ、テンツキ、クロテンツキ、ビロードテンツキ、ヤマイ、ヒンジガヤツリ、オオイヌノハナヒゲ、コマツカサススキ、ホタルイ、イヌホタルイ、シズイ、カンガレイ、サンカクイ、アブラガヤ、コシンジュガヤ。

標本リスト

ミヤマカンスゲ(カヤツリグサ科)の有花茎の着く位置(2007)

ミヤマカンスゲ(カヤツリグサ科)の有花茎の着く位置 織田二郎・永益英敏
Bunrui 分類 7(2): 121-130 (2007).

花茎の付き方「中央生(セントラル)か側生(ラテラル)か」が分類の一形質となるきっかけとなった論文。

keywords:ミヤマカンスゲCarex multifolia Ohwi, Cyperaceae, flower-bearing stem, insrted position

Collaborative research for plant resources in Primorsky Krai, Russia, in 2005 (2007)

Collaborative research for plant resources in Primorsky Krai, Russia, in 2005
Masayuki Mikage, Shinobu Akiyama, Hideaki Ohba and Hiroshi Ikeda
News letter of Himalayan Botany 39: 8-12 (2007).

ヒメミコシガヤ、タカヒカゲスゲ、Carex supina、ヤマジスゲ、ハタベスゲ、モリカサスゲ

Collaborative Research Work for Plant Resources in Primorsky Region, Russia (2005)

Collaborative Research Work for Plant Resources in Primorsky Region, Russia
Masayuki Mikage, Hiroshi Ikeda, Hideaki Ohba and Shinobu Akiyama
News letter of Himalayan Botany 35: 8-20 (2005).

ヒメミコシガヤ、タカヒカゲスゲ、クロハリイ、ツルスゲ、マルホハリイ、コウボウムギ、Carex supina、タマガヤツリ

台湾植物図譜 (1916)

台湾植物図譜
早田文蔵Bunzo Hayata
6: 110-151 (1916).

ホクトガヤツリ、チシママツバイ、ミスミイ、タマハリイ、タイワンヤマイ、ヒトモトススキ、ケシンジュガヤ、など各属新種あり

小笠原植物図譜Flora of Bonin is. (1981)

小笠原植物図譜Flora of Bonin is.
豊田武司
株式会社アボック社 (1981)

ムニンナキリスゲ、ムニンテンツキ、ハハジマテンツキ、シマイガクサ、ヒゲスゲ、クロガヤ、シチトウイ、ムニンアンペライ、ヒラアンペライ、イヌノハナヒゲ、ジョウイ、オオアブラガヤ、シュロガヤツリ、シマイソスゲ、セキモンスゲ。

Plantae Boninenses Novae vel Criticae I (1935)

Plantae Boninenses Novae vel Criticae I
Takasi Tuyama
The Botanical Magazine 49(582): 367-369 (1935).

セキモンスゲCarex toyosimae Tuyama記載と図、
ハハジマテンツキFimbristylis hahajimensis Tuyama記載と図

レッドデータブックさが追加候補植物(5) (2007)

レッドデータブックさが追加候補植物(5)
岩村政浩
Saga Nature Study 佐賀自然史研究 13: 33-36 (2007).

アキイトスゲ、ヒメガヤツリ

佐賀県のスゲ属植物相(1)(2007)

佐賀県のスゲ属植物相(1)
岩村政浩
佐賀の植物 42: 4-14 (2007).

ヒナスゲ、シラコスゲ、マツバスゲ、コウボウムギ、ツクシミノボロスゲ、マスクサ、フサナキリスゲ、キシュウナキリスゲ、ジングウスゲ、コゴメスゲ、ナキリスゲ、センダイスゲ、タニガワスゲ、ヤマアゼスゲ、アゼナルコ、ヒメゴウソ、ゴウソ、オタルスゲ、アズマナルコ、ヤマテキリスゲ、テキリスゲ、ヌマクロボスゲ、ナルコスゲ、タガネソウ、ケタガネソウ、キノクニスゲ、アオバスゲ。

中国植物誌 Flora of China

中国植物誌 Flora of China
科学出版社

Scirpus ×mariqueter, Scirpus chen-mouii, S. supinus var. densicorrugatus, S. neochinensis, S. ×intermedius, Blysmus sinocompressus, B. sinocompressus var. nodosus, B. sinocompressus var. tenuifolius

→参考:Flora of Chinaのサイト(カヤツリグサ科vol.23)もあります

被子植物の起源と初期進化(2006)カヤツリグサ科:新世代から第四紀にかけて出現

被子植物の起源と初期進化
高橋正道
北海道大学出版会(2006)

カヤツリグサ科
起源を示す化石花粉
新世代から第四紀にかけて出現、
新世代(暁新世以降のヨーロッパの地層、ドイツの始新世、
デンマークの中新世から果実化石出現)

佐賀のiwamuraさんからスゲ情報:キノクニスゲ

佐賀のiwamuraさんからスゲ情報
*********
こちらもまた寒くなりましたが、庭先のキノクニスゲの花茎が、高さ20cmほどに伸びております。
*********

もう!?キノクニスゲそんなに早いの!?
減数分裂を見るとき、気を付けないと時期逃すね。

岡山ではヒメカンスゲが結構のびてます。

宮崎のkurogiさん情報:祖母山のスゲ標本

祖母山のスゲ標本がみたいので、宮崎のkurogiさんにメール。
祖母山は宮崎県、熊本県、大分県の3県をまたがる山です。

初めて地図を貼ってみたが、いかがかな?
なぜか右が見切れてるぞ??なんで?

kurogiさんから
********
宮崎県総合博物館には8点しか祖母山の標本はありません。
祖母山の標本は、宮崎大学にはないです。
熊本大学のほうがあると思います。
大分だったらarakane先生あたりでしょうか。
********

九州の標本はどこにまとまっているのかな?
各県でまとまっとるんかなあ。

埼玉県博のsudaさんからお返事:スゲ分布図標本データ

スゲ分布図標本データ提供に関して、埼玉県博のsudaさんからお返事をいただきました。
提出書類のひな形まで送っていただき、かえってお手数をおかけしてしまいました。
ありがとうございます!
各博物館によって微妙な違いがあるんだなぁ。
県博だから、県民のためになることを第一に考えているんだ。
私もすげの会会員のためになることはないか、よく考えよう。

2010年1月22日金曜日

兵庫のshimizuさんからTEL

兵庫のshimizuさんから莎草研究の投稿原稿についてTELあり。
今回でなく、次の莎草研究に回して欲しいとのこと。
バージョンアップして再投稿して下さいます。

shimizuさんのIT化ですが、ご自分で入力なさっているらしい。
でも、Vistaなので互換性が悪いのが困るんですって。確かに、XPを使いなれていると難しいときがあります。

長崎大学のnakanishi先生から追加標本データ for スゲ分布図(試案)

先ほど、長崎大学のnakanishi先生から追加標本データを送っていただきました。
100点ほど追加されており、合計1100点を超えます。
スゲ以外も入っているとはいえ、すごい量。
今回の追加データはわざわざ入力して下さったとのこと。
本当にありがとうございます!

兵庫のshimizuさんもIT化!

昨日、simizuさんから莎草研究用の原稿をいただきました。
開けてビックリ、USBメモリーが!原稿はWordファイルでした。
これまで、手書きの原稿をいただいたので驚くより嬉しい。

2010年1月21日木曜日

鹿児島県黒島について:marunoさん情報

鹿児島のmarunoさん情報

「黒島の植物」ができるまで:
当時、marunoさんが標本をsako先生に送り、sako先生同定。
この標本+hatushima先生1949年8月採集標本+sako先生1957年採集標本を元に「黒島の植物」が完成。
当時は、片泊の中心にある小川沿いに頂上へ登っていた。

黒島の森林のようす:
1960年代:伐採された模様
1980年代頃:自然がかなり回復
2005年:頂上付近に林道あり、山の景観が大変かわっていた

科博のebiharaさんから標本同定依頼

科博のebiharaさんから標本同定依頼あり。ハイ、喜んで!

masakiwitter:大前研一氏「英語は大事だ!」

大前研一さんのありがたい言葉
「ビジネス・ブレークスルー大学:ロケット成長でリストラを突破せよ!」
元気が出る。乗せ方がうまい。思わず入学したくなる。
この方法を身につける必要があるな。

スゲ分布図(試案)用データ:埼玉県博sudaさんからTELあり

昨日、埼玉県立 自然の博物館sudaさんからTELがあり、スゲ分布図(試案)用データ2700点を提供して下さることになった。

去年、すげの会が終わってすぐに埼玉のmakinoさんが気を遣ってくださり、ついにここまで来ました!

いきなりメールを送ったのにも関わらず、丁寧に対応して下さったsudaさん。お世話になります。
今後ともよろしくお願いいたします。

昨日、電話をいただいたあと、さっそくメールをお送りしたらエラーで戻ってきてしまった。
gmailが迷惑メール設定されている?
sudaさんも電話の前にメール下さったけど、エラーが出たのかも。
すぐ、手紙を送りました。

日本植物友の会のyamadaさん:「スミレハンドブック」3月発刊予定

10日前ほど日本植物友の会yamadaさんから岡山のスミレについて問い合わせあり。
hoshino先生手持ちの文献でお応えしたところ、「資料提供のご協力者」として掲載される模様。
気を遣って下さって恐縮です。ありがとうございます。
スミレになぜ私の名(スゲ)が?という状況になります。
そのyamadaさん、昨日は皇居の植物案内をされ60人が参加とのこと。
多っ!!

masakiwitter:大ショック

去年が「本厄」だった。今年は「後厄」。
いつの間に本番過ぎたの?去年、特に何もなかったの巻。
何事も気にしすぎは良くないという教えだろうか。

2010年1月20日水曜日

「第6回すげの会標本同定会」開催について:9月4日(土)、5日(日)予定

「第6回すげの会標本同定会」開催について、開催日時が決定。

****今後の状況により変更がある恐れがあります。****
1.開催日
9月4日(土)、5日(日)*植物学会は9月9日からです。

2.開催地
筑波実験植物園・植物研究部(つくば)1階の会議室
*標本は3階

3.開催時間
1日目:午後13:00-17:30、その後懇親会
2日目:午前9:30-15:00

4.宿泊地
つくば駅近くのホテルを紹介予定:できるだけ全員一緒が望ましい
候補
1)オークラフロンティアホテルつくば
2)ホテル松島
3)ホテルグランド東雲(しののめ)

5.懇親会場
宿泊ホテル内or周辺

6.お世話になる方
科博のebiharaさん
ありがとうございます!

第一読者発見!

いつものように「すげブログ」にログインしたら、見慣れぬマークが・・
「1読者(緑のアイコン)」なんじゃこれ?
と思ったら、googleアカウントを持ちこのブログをブックマークしてくださった方という意味らしい。
こんな機能もあったとは、知らなんだ。
ありがとうございます!maedaさん!
さっそく、自己紹介写真(?)を入れてmasakiのプロフィールを公開しましたよ。

2010年1月19日火曜日

ショップmasaki:フタアミンhiクリーム

numakunaiさんからオススメのハンドクリームがっ。

***************
ハンドクリームは私も毎日愛用してます。

わたしが使ってるのはフタアミン hi クリームです。

このクリームを知ったのは10年前。それ以来手放せなくなりました。

ちょっと高いけどお勧めです。売ってる薬局が限られてます。
***************
 
発売元:ムサシノ製薬株式会社
 
手荒れ・しもやけ対策に選択肢は多い方が絶対良いです!
ありがとうございます!

論文投稿:クッキーカッターシステム(新変種記載)

コウヤハリスゲの屋久島産新変種、コケハリガネスゲ 
勝山輝男・織田二郎
植物研究雑誌 84(3): 191-193 (2009).

<テーマ:新変種記載>

0.要旨

1.学名
2.種を分けるに至った基変種との形質の違い
 1)有花茎:低い
 2)葉:細い
 3)果胞:小さい

1.それまでの取り扱い:本
 「屋久島産矮小型ハリガネスゲ」について
 Fig. 1:標本写真

2.それまでの報告:論文
 ハリガネスゲとコウヤハリスゲの痩果表面構造に違いあり。
 「屋久島産矮小型ハリガネスゲ」はコウヤハリスゲ型
 →コウヤハリスゲの新変種とする

3.コケハリスゲの特徴:基変種との違い
 1)形態
 2)分布
 3)生育環境

4.記載文
 1)学名, sp. nov.
 2)これまでの取り扱い:新変種になるまでの掲載文献
 3)ラテン語の記載:基変種との違いのみ
 4)Type標本の情報:採集地、採集日、採集者、標本番号、収蔵先
 5)英語の記載文
 (1)多年生
 (2)根茎
 (3)有花茎
 (4)葉:blade, basal sheath
 (5)花期
 (6)花序
 (7)小穂の集まり具合:上部に集まる
 (8)小穂:雌雄性
 (9)密花or疎花
 (9)雄鱗片←new 
(10)雌鱗片
(11)果胞
(12)痩果
(13)花柱
(14)柱頭:数、長さ
(14)染色体数
Fig. 2:コケハリガネスゲの痩果表面写真
(15)和名
(16)生育環境:具体的種名なし
(17)確認した標本リスト:s.n.=採集者番号なし
5.引用文献

****************

この論文で新しいこと:
1.痩果表面構造から基変種を選定した:新しい分類形質として扱うことができる

論文投稿:クッキーカッターシステム(新種記載)

雑誌に掲載されている論文には、ある一定の流れ(書き方)が決まっている。
「要旨・緒言・材料と方法・結果・考察・謝辞・参考文献」これは知ってる。
そうでなくて、そのテーマを語るなら、これだけは書いておかなければならないこと。
新種を発表するとき、染色体数を調べたとき、ある節の系統進化を述べるとき、などなど。

テーマごとの「これだけは」を集めることができないだろうか?

そうすれば、どのようなデータをどうやって集めると効率が良くなるかがわかり、それまでできなかったその先のことも思いつく時間が増える気がする。

Two New Species of Carex (Cyperaceae) from the Ogasawara (Bonin) Islands, Japan
Teruo Katsuyama 勝山輝男
植物研究雑誌 J. Jpn. Bot. 83(6): 331-338 (2008).

<テーマ:新種記載>
・要旨
1.分布域限定種
2.種を分けるに至った形質の違い
 1)植物体の大きさ
 2)果胞の特徴:毛、脈、大きさ
 3)痩果:花柱基部
 4)雌鱗片

・緒言
1.小笠原諸島の概要
2.これまで報告されている種
3.新種記載する種が分類学的にこれまでどのように扱われていたか:過去の文献

・記載文
1.学名, sp. nov.
2.ラテン語の記載
3.Type標本の情報:採集地、採集日、採集者、標本番号、収蔵先
4.英語の記載文
 1)多年生
 2)根茎
 3)有花茎
 4)葉:blade, basal sheath
 5)花期
 Fig. 1:ホロタイプの標本全体写真
 6)花序
 7)小穂の集まり具合:上部に集まる
 8)小穂:雌雄性
 9)密花or疎花
 10)雌鱗片
 11)果胞、痩果
 12)花柱
 13)柱頭:数、長さ
 14)染色体数
 15)和名
 16)生育環境
 17)確認した標本リスト:s.n.=採集者番号なし、ibid.=既出の文献に出ている標本=idem.(Id.)

・近縁種との違い1:節内での位置
 Fig. 2:小穂、果胞の拡大

・これまでの研究者の取り扱いと自分の見解

・近縁種との違い2:種間の違い
 Table. 1:近縁種との違い:形質比較表

・比較に用いた種についての紹介
 節の説明、取り扱れ方

・謝辞
 調査同行・問い合わせ、標本庫出入

****************
この論文で新しいこと:

1.記載文:有花茎にcentral(中央生)かlateral(側生)の形質が加わっている
→ミヤマカンスゲ(カヤツリグサ科)の有花茎の着く位置
 織田二郎・永益英敏
 Bunrui 分類 7(2): 121-130 (2007).

2.記載文:詳しい生育環境がある
→具体的な種名、土質、標高

日本のスゲ(2005)→Carex of Japan (2005)

勝山さんが2005年に文一出版社から出版した本の英名を一応掲載。
英文論文で引用するときにどうぞ。

日本のスゲ(2005)→Carex of Japan (2005)

Literature cited
Katsuyama T. 2005. Carex of Japan. 375 pp. Bunichisougou-shuppan, Tokyo ( in Japanese).

今後の研究方向とは:星野研セミナー20100118メモ

生物の新しい進化パターンを解明する

1.各県フロラの解明
2.各県のRDB種(絶滅危惧種)の選定
3.RDBに至る過程の解明:全県の種を調べる必要なし(選択が必要)
 手段
 1)地誌(第三紀以降)との関係、花粉分析
 2)形態
 3)分布・生育環境:もともとあった(陸続き)or運ばれた(鳥)
 4)染色体
 5)DNA:種・領域ごとに進化速度の違いあるのですべて同じ方法では難しい

→1)~5)を調べたからと言って、推定の域を出ないことを忘れず。
 推定したから何?

・1種を調べただけでは、「その種特有な性質でした」で終了。
 種、節、属、科のそれぞれのレベルでのパターンを見出す必要あり。

・Waterway先生:北海道の植生と北海道産スゲ全種分布図を重ねろ
          植物相と系統、系統樹を三次元的に解明
          時間軸も加われば四次元に

・問題があるor話題になっている分類群について本当かどうか調べる
 真実orそうでなくても、それぞれの証明が必要。

鹿児島のmarunoさんから標本届く

鹿児島のmarunoさんから標本が2点届きました。
ありがとうございます。
そういえば、鹿児島大学総合研究博物館の標本庫は2007年10月から公開再開中。

**************
対象者:教育研究機関に所属する研究者とその紹介を受けた人
     学生の場合は指導教官の紹介を受けてください

利用時間:毎週月曜日から金曜日9:00-17:00 (祝日を除く)
オフィスアワー(月-金曜日、10:00-17:00)以外は、施錠してあります。

(鹿児島大学総合研究博物館の植物標本庫ホームページより)
**************

masaki本:なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか―視覚とCGをめぐる冒険

なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか―視覚とCGをめぐる冒険
jpeg=Joint Photographic Experts Group
↑ 開発グループの略称名だって!
なじみやすい文体で読みやすい。
著者は私と年齢が近い人なのでは?とか思った。

log2 8=3 ←「2を何回かけたら8になるか。3回です。」
そう言ってくれれば、高校生の時すぐ分かったよ。

フラクタルとか出てきますが、なんとなくわかるようになります。
CGアニメの世界も数学(計算)が必要。

masaki本:東国原宮崎県知事

知事の世界 (幻冬舎新書)
決断力。―人間「東国原英夫」から何を学ぶのか
見方が変わった。宮崎県になぜもっと道路を必要とするのか理解できた。
効果の高い宣伝マンだ。他県の県知事の名前が思い浮かばない理由を「元タレント・芸能人」以外で考えられそう。

ショップmasaki:再度キスミーハンドクリーム

以前、ハンドクリームについて紹介したのだが、それ以降、身近な年上女子の皆さんと昨日は学生にも紹介した。年上女子の方の中には、もっとビニール手袋をと熱望されたほどだ。昨日の学生の手荒れのひどさには涙が出がでそうになった。切れるから手がまっすぐ広げられないのである。皆さんの周りにもそんな方がおられたら、是非教えてあげて下さい。選択肢は1つでも多い方が良いです。

2010年1月18日月曜日

莎草研究原稿:shimizuさんから連絡

莎草研究no.15にshimizuさんが投稿される話を伺っていました。
さっきFAXが来て今日原稿を送って下さるとのこと。ありがとうございます!

莎草研究原稿:論文和訳投稿

莎草研究原稿no.15用の原稿として英文論文を和訳したものを投稿した。
こういう原稿は莎草研究の原稿として扱ってよいだろうか?
もともとは編集委員長のikeda先生がこんなのどう?というアイディアの1つだったのを私が真に受けてしまったのが真実。英文をそのまま直訳すると、訳が分からなくなったので結構意訳しました。
将来的には、英文のカヤツリグサ科解説本の和訳をしたいと思っています。

2010年1月16日土曜日

スゲガサという妖怪まで居た!

スゲガサ(山の神):島根県
菅笠で気分が悪くなると。

スゲガサ(菅笠)という名の貝がいる!

スゲガサLimalepeta lima Dall(ユキノカサガイ科)
不味いと。

Sympodial structure of spikelets in the tribe Schoeneae (Cyperaceae) (2004)

Sympodial structure of spikelets in the tribe Schoeneae (Cyperaceae)
Xiufu Zhang, Karen L. Wilson, and Jeremy J. Bruhl
American Journal of Botany 91(1): 24-26 (2004).

学術用語、専門用語(Fertile glume, Sterile glume, Basal shape of glumes, line of attachment and point of attachment, prophyll, bisexual flower, male flower)Cyperaceae, monopodial, prophyll, rachilla, Rhynchosporeae, Schoeneae, spikelet, sympodial

The Phylogenetic Position of Carex section Phyllostachys and Its Implications For phylogeny and subgeneric Circumscription in Carex (Cyperaceae) (1999)

The Phylogenetic Position of Carex section Phyllostachys and Its Implications For phylogeny and subgeneric Circumscription in Carex (Cyperaceae)
Julian R. Starr, Randall J. Bayer, and Bruce A. Ford
American Journal of Botany 86(4): 563-577 (1999).

Carex, Cyperaceae, ITS phylogeny, sectional delimitation, subgeneric circumscription

栃木県産種子植物の観察(3)、栃木県の植物ニュース(10) (2001)

栃木県産種子植物の観察(3)、栃木県の植物ニュース(10)
野口達也
フロラ栃木 10: 24-26, 27-29 (2001).

ハイヌメリとヌメリグサの見分け方、
栃木県産アカンスゲ、ナスノタマツリスゲ(仮称Carex sp.)、
ミツカドシカクイ、タイワンヤマイ×イヌホタルイ

紀伊大島植物目録「高等植物」 (1999)

紀伊大島植物目録「高等植物」
榎本 敬、狩山俊悟
京都大学大学院農学研究科附属亜熱帯植物実験所編 pp. 11-72 (1999).

和歌山県、
アオスゲ、マツバスゲ、コゴメスゲ、コゴメナキリスゲ、ハリガネスゲ、ヒメカンスゲ、カサスゲ、ハマアオスゲ、マスクサ。ジュズスゲ、コウボウムギ、ナキリスゲ、イトアオスゲ、タチスゲ、ゴウソ、キノクニスゲ、ミヤマカンスゲ、シバスゲ、コウボウシバ、ベニイトスゲ、センダイスゲ、ニシノホンモンジスゲ、フサナキリスゲ、モエギスゲ、

ヒトモトススキ、シュロガヤツリ、ヒメクグ、クグガヤツリ、クグ、タマガヤツリ、ヒナガヤツリ、アゼガヤツリ、コアゼガヤツリ、コゴメガヤツリ、キンガヤツリ、オニガヤツリ、イガガヤツリ、ハマスゲ、カワラスガナ、ミズガヤツリ、マツバイ、オオハリイ、ハリイ、ヒメハリイ、クログワイ、ヌマハリイ、シカクイ、クグテンツキ、テンツキ、イソヤマテンツキ、、ヒデリコ、ヤリテンツキ、ヤマイ、イヌホタルイ、カンガレイ、サンカクイ、シンジュガヤ

群馬県未記録植物数種について (2001)

群馬県未記録植物数種について
大森威宏
群馬県立自然史博物館研究報告 (5): 109-111 (2001).

クロタマガヤツリFuirena ciliaris (L.) Roxb.

Phylogenetic Relationships and Chromosomal Evolution of Japanese Fimbristylis (Cyperaceae) Using nrDNA ITS and ETS1f Sequence Data (2006)

Phylogenetic Relationships and Chromosomal Evolution of Japanese Fimbristylis (Cyperaceae) Using nrDNA ITS and ETS1f Sequence Data
Okihito Yano and Takuji Hoshino
Acta Phytotax. Geobot. 57(3): 205-217 (2006).

chromosomal evolution, Cyperaceae, diffuse centromeric chromosome, ETS, Fimbristylis, ITS, molecular phylogeny

The typification and identity of Cyperus hirtus Thunb. (2006)

The typification and identity of Cyperus hirtus Thunb.
Lye, Kare Arnstein
Taxon 55(4): 1025-1026 (2006).

アゼテンツキ Cyperus hirtus→Fimbristylis squarrosa

山口県植物研究会報Vol. 3, No.6 (2006)

山口県植物研究会報Vol. 3, No.6
岡 国夫
山口県植物研究会会報 3(6): 1-12 (2006).

山口県岩国市美川町根笠梅ノ木川下流(コゴメスゲ、ミヤマカンスゲ、オクノカンスゲ、タニガワスゲ、ナキリスゲ、サツマスゲ、ササノハスゲ、コカンスゲ、ヒメクグ、カヤツリグサ)、

山口県美祢郡美東町景清洞北(シラスゲ、タニガワスゲ、ヒカゲスゲ、ナキリスゲ、ヒメクグ、タマガヤツリ、コゴメガヤツリ、カヤツリグサ)

絶滅危惧種ビャッコイ(Isolepis crassiusiculus Hook. f.)の染色体と葉緑体遺伝子の分析 (2007)

絶滅危惧種ビャッコイ(Isolepis crassiusiculus Hook. f.)の染色体と葉緑体遺伝子の分析
平原友紀、矢野興一、星野卓二
Bunrui 7(1): 23-30 (2007).

日本産2n=96でオーストラリア産に近縁、
chloroplast DNA,chromosome, Cyperaceae, Isolepis crassiuscula Hook. f., rbcL, trnL intron

近畿地方新産のツルスゲとその分布および生態 (2007)

近畿地方新産のツルスゲとその分布および生態
藤井伸二、西川博章、栗林実
Bunrui 7(1): 43-49 (2007).

ツルスゲ、Carex pseudocuraica Fr. Schm.、
滋賀県近江八幡市円山町、
ウキヤガラ、ヨシ、ガマ、カサスゲ、ヤエムグラ、セイタカワダチソウ、クサヨシ、ナガバノウナギツカミ、サデクサ、ノウルシ、ハンゲショウ、クサレダマ、コバノカモメヅル、ヒメナミキ、オオマルバノホロシ、カキツバタ、オニナルコスゲ

Cytological Studies of the Genus Carex (Cyperaceae) in the Osumi Islands (KAgoshima Prefecture) I. Chromosome Counts of Five Species Collected from Yakushima Island (2007)

Cytological Studies of the Genus Carex (Cyperaceae) in the Osumi Islands (KAgoshima Prefecture) I. Chromosome Counts of Five Species Collected from Yakushima Island
Okihito Yano, Taro Nanami, Kumiko Ito, Hiroshi Ikeda and Takuji Hoshino
J. Jpn. Bot. 82(1): 29-33 (2007).

Carex, Chromosome number, Cyperaceae, endemic, Yakushima Island
ヤクシマスゲ2n=70、ヤクシマカンスゲ2n=38、ミヤマイワスゲ2n=30、矮小型バケイスゲ2n=28、矮小型サナギスゲ2n=22

Phylogenetic Relatedness Limits Co-occurrence at Fine Spatial Scales: Evidence from the Schoenoid Sedges (Cyperaceae: Schoeneae) of the Cape Floristic Reagion, South Africa (2006)

Phylogenetic Relatedness Limits Co-occurrence at Fine Spatial Scales: Evidence from the Schoenoid Sedges (Cyperaceae: Schoeneae) of the Cape Floristic Reagion, South Africa
Jasper A. Slingsby and G. Anthony Verboom
Am. Nat.The American Naturalist 168: 14-27 (2006).

interspecific competition, trait conservatism, molecular phylogeny, fynbos.
種の共存問題に系統的なアプローチを導入した研究。

東京湾沿岸に帰化したユメノシマガヤツリ(新称)について(1986)

東京湾沿岸に帰化したユメノシマガヤツリ(新称)について
淺井康宏、小山鐵夫
植物研究雑誌 64(4): 111-113 (1986).

Mariscus congestus、ユメノシマガヤツリ、メリケンガヤツリ、イヌクグ

Carex x takoensis Endo et Yashiro (Cyperaceae) a New Hybrid from Chiba Prefecture, Central Japan (1995)

Carex x takoensis Endo et Yashiro (Cyperaceae) a New Hybrid from Chiba Prefecture, Central Japan.
Yasuhiko Endo and Katsuhiro Yashiro Journ. Jpn. Bot. 70: 273-279 (1995).

ムジナクグ:
ムジナスゲ(果胞有毛)とオオクグ(葉の裏面にいぼ状突起)の雑種(両方あり)、地下茎で栄養繁殖

レッドデータさが追加候補植物(2)(2003)

レッドデータさが追加候補植物(2)
岩村政浩
佐賀自然史研究 9: 33-37 (2003).

ヒメカンガレイ、キシュウナキリスゲ、ツルナシコアゼガヤツリ

レッドデータさが追加候補植物(1)(2002)

レッドデータさが追加候補植物(1)
岩村政浩
佐賀自然史研究 5: 31-34 (2002).

ツクシカンガレイ、ミツカドシカクイ

メール添付:本文より先にする

莎草研究の査読原稿を返却するとき、メール添付するの忘れた。
メール本文書く前に、添付する書類は先に添付しなきゃだめだ。
受け手に迷惑だよ、まったく!そろそろ八兵衛には出て行ってもらいたいところだ。

スゲ分布図no.3:長崎県データ

nakanishi先生からいただいた長崎県産データをやっと変換した。
と言ってもno.3分だけだけど・・。思いの外、長い道のりだった。
地名が読めないときが一番困った。no.1とno.2分も早いとこやっとこう。

2010年1月15日金曜日

すげの会ニュースno.21作成中

すげの会全国大会案内送付に合わせて、ニュースもお送りする予定です。
1月中には、お送りできそうです。
鳥取の方がいろいろお気遣い下さっています。
皆さん、お楽しみに!
あ、会費の納入状況もお知らせしますので、そちらもよろしくです。

論文投稿:参考文献、雑誌の号

編集委員長のikeda先生に今更な質問
************
莎草研究投稿規定で「参考文献の書き方」のところです。
12(9): 1―5.
12: 1―5.
莎草研究投稿規定の例ではどちらの表記もOKにしてるんですが、どちらがベターですか?
************

上の例ですと、"12" が「巻」、"9"が「号」を表しています。通常は複数の号で1巻が構成されています。

巻と号があるときに、巻を通してページ番号を続き番号にしている場合と、号ごとに1ページから始めている場合があります。

伝統的に分類学の論文では、続き番号になっている場合は号の表記を省き、号ごとにページをふり直している場合には号の表記を入れる、というふうにしています。

こちらで確認するのは大変なので、莎草研究ではどちらでもOKにしています。

masakiwitter:パンク注意

朝、「あらっ?今日えらい疲れとるな~」と思ったら、自転車がパンクしてた。
皆さん、空気ないのが原因でパンクするですってよ!へぇ知らなんだ。
今日帰ったら空気いれておいてください。講習代¥2,300

2010年1月14日木曜日

1つの記事へ直リンク:時刻をクリック

このブログでこの記事だけリンクして出したいとき~
投稿時刻をクリック、または別のウィンドウで開き、そのURLをコピペして下さいね!

masakiwitter:論文投稿までが長い

共著者の皆様に原稿を見ていただいたところ、丁寧な添削に感謝しつつ、ちょっと凹んでしまったわい。この自分の雑さとウッカリさは何?頑張って成長しよう。

スゲ分布図標本データ:北海道大学総合博物館

日本産スゲ属植物分布図集(試案)no.3について、北海道大学総合博物館のtakahashi先生にデータ提供依頼。なんと、院生をやとってデータ入力してくださっているとのこと!
無理はなさらないようお願いしました。

「莎草研究」投稿規定(2008年12月):莎草研究no.14に掲載

「莎草研究」投稿規定(2008年12月)
1. 投稿資格: 論文を投稿できるものは、原則としてすげの会会員とする。

2. 原稿の種類: 「莎草研究」に投稿できる原稿は、原著論文、総説、解説、新産地報告、調査報告、資料、学位論文抄録、他雑誌の論文紹介、他団体の活動紹介、追悼などとする。どの種類に属するかは編集委員会が決定する。

3. 原稿は400字詰めA4原稿用紙に横書きとする。ワープロおよびコンピュータ用ソフトを使う場合は、A4版用紙の表側だけを使い、1行40字のダブルスペース(1ページ約30行)で打ち出すこと。

 文体は「だ、である」調を基本とする。

 句読点は全角の「、」、「。」を使うこと。ただし、欧文中は半角の「,」、「.」を用いること。

 数字と単位表記(cm、g 等)は漢数字を除いて半角とする。慣用句・成句(例:一酸化炭素)以外はアラビア数字の使用を原則とする。

 学名はイタリック(斜体)とする。手書き原稿の場合は下線を施すこと。ワープロ等を用いた文章ファイルでは、イタリック(斜体)文字を使用すること。

 図や表は本文中に貼り付けず、別に用意すること。

4. 投稿に際しては、原稿(図、表、写真を含む)の正本1部とともに、副本(コピー)2部を送付すること。コピーをする場合は、鮮明になるよう留意すること。特に写真のコピーについては細部まで再現されているものを用意すること。

5. 原稿は以下の順序、要領で記述すること。

 a. 表題(和文と英文)
 b. 著者名、住所、所属(あれば)(漢字および英語表記)
 c. 原著論文の場合、必要であれば英文または和文要旨、キーワード(漢字および英語表記)を入れることは可能。
 d. 本文は、「はじめに」、「材料と方法」、「結果」、「考察」、「謝辞」、「参考文献」という順序が一般的。結果と考察はまとめて「結果と考察」とすることもある。
 e. 本文中の文献の引用は、星野 (1985, 1988)、星野・正木 (2005)、星野ほか (1995a, 1995b)、Hoshino (1985, 1988)、Hoshino & Masaki (2005)、Hoshino et al. (1995a, 1995b)のように用いる。文末に引用する場合は(星野 1985, 1988)、(星野・正木 2005)、(星野ほか 1995a, 1995b)、(Hoshino 1985, 1988)、(Hoshino & Masaki 2005)、(Hoshino et al. 1995a, 1995b)のように用いる。括弧は半角とする。「et al.」はイタリック(斜体)とはしない。
 f. 参考文献には、本文中に引用した文献をすべて入れること。逆に、参考文献に載っている文献はすべて本文中に引用されていること。

 参考文献はABC順に配列し、以下の要領で記載すること。巻を示す数字はボールド(太字)とし、号を示す数字は括弧でくくる。コロン(:)の後には半角スペースをあける。その他、カンマ(,)、ピリオド(.)の後には半角スペースをあけること。

秋山茂雄 1955. 極東亜産スゲ属植物, 257 pp., 248 pls. 北海道大学, 札幌.
Goetgehebeur, P. 1998. Cyperaceae. In: Kubitzki, K. (ed.), The Families and genera of Vascular Plants 4. Flowering Plants, Monocotyledons: Alismatanae and Commelinanae (except Gramineae), pp. 141-190. Springer, Berlin.
勝山輝男 2001. スゲ属. In: 神奈川県植物誌調査会 (編), 神奈川県植物誌 2001, pp. 442-482. 神奈川県立生命の星・地球博物館, 神奈川.
織田二郎 2005. ホソバカンスゲの形態と分布. すげの会会報 (11): 1-18.
織田二郎・永益英敏 2007. ミヤマカンスゲ(カヤツリグサ科)の有花茎の着く位置. 分類7(2): 121-130.
Oh, Y.-C. 1986. Korean Cyperaceae vol. 3, 166 pp. Sungshin Womens University Press, Seoul.
大井次三郎 1953. 日本植物誌, 1383 pp. 至文堂, 東京.
Yano, O., Katsuyama, T. and Hoshino, T. 2006. Cytological studies of seven taxa of Cyperaceae collected from the Bonin (Ogasawara) Islands. J. Jpn. Bot. 81: 98-102.

6. 図表は以下の要領で準備すること。
 a. ワープロなどで作成する場合、図表は本文中に貼り付けず、別の紙に打ち出すこと。
 b. 写真はしっかりした白地の台紙に貼り付けること。台紙の裏に著者名と上下の指示を記入すること。
 c. 余白に図表の番号を書く。図の説明は図とは別にし、まとめて本文の最後につける。
 d. カラー図版を希望する場合は別途定める費用を負担してもらう。

7. 投稿された原稿は、原著論文は2名の審査員、それ以外の原稿は1名の審査員によって審査される。審査結果は連絡責任著者に通知される。

8. 原稿の採否、掲載順序については、編集委員会が決定する。著者による図表の位置、縮尺の指定、および活字の指定は同委員会によって変更されることがある。

9. 著者校正は初校のみとする。再校以降は編集委員会がおこなう。

10. 別刷りは50部は無料、50部を超える部数については有料とする。50部以上の別刷りを希望する場合は編集委員会に問い合わせをすること。

11. 本誌掲載文の著作権はすげの会に属す。掲載にあたって、著者は著作権を委譲する旨の書類をすげの会に提出すること。

12. その他、分からないことがあれば、「莎草研究」最新号を見るか、編集委員会に問い合わせること。


変な文字化けしてないことを祈る。

論文投稿:出す前にチェック

1.環境省が庁になってないか
環境省 (編) 2000. 改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物, -レッドデータブック-, 8 植物I (維管束植物), 660 pp. (財) 自然環境研究センター, 東京.

2.&とetの統一
学名だけでなく、採集者にet al.を使ってないか

3.命名者省略名:SteudelとSteud.
命名者省略名が古いままになってないか

4.ハイフンは「-」、半角のマイナス「-」ではない
引用文献のところ特に注意。
中島一男 1942. 対馬島植物誌予報 VII. Bot. Mag. Tokyo 56(670): 515-521.

5.本の引用は、ページ数まるごと「1234pp.」で
外山三郎 1980. 長崎県植物誌. 312 pp. 長崎県生物学会, 長崎.

6.文章中に出てくる文献がすべて、引用文献にあるか
引用文献にしかない文献は削除。必ず文章中にでてくること。

7.和文の場合、「種名 (学名) 」は1回でてきたら、あとは「種名」だけでよい。

8.「あいう (えお) 」:カッコは半角カッコ、前後半角スペース。
あいう半角スペース(えお)半角スペース

9.生えているのを見たが、標本にしてない種:掲載する?
採集していないので、確実とはいえない。花穂がないので採集しなかったものはその旨を記す。

10.巻は太字、号はカッコつき
60(1): 41-46.

11.本文とは別に、図の説明をつける

12.「・」には前後半角スペースいらない
厳原町厳原・厳原町内山


まだあるとは思うんですが・・修行中の身ゆえ書いておかないと忘れるの巻

2010年1月13日水曜日

莎草研究no.15:査読済み原稿が戻ってきてます

莎草研究no.15の査読済み原稿が戻ってきてます。
皆さん、お忙しい中、早々に査読していただきありがとうございます!

事務局では、査読済原稿をpdf化して保存し、書き込みの入った原稿を著者にお送りしております。
ご希望の方おられましたら、そのpdfファイルをお送りします。

今回は、「別刷50部+α」を忘れず伺うことにしているんだ。

鳥取のsakataさんRDBまとめで大忙し

今年のすげの会全国大会(鳥取県)でお世話になるtanakaさんは、今、鳥取県RDBのまとめで大忙し。ちょこっと、星野先生とお手伝いさせていただきました。
全国大会開催で忙しさを増やしてしまってる!すみませんです。

稈or茎?

私とnumakunaiさんの文献調査結果。

Egorova(1999)をざっと読みました。どうやらculmは使ってませんね。

代わりにshootをたくさん使っていました。

FNA23(2002)254pを読んだら、shoots of sedges の説明パラグラフでflowering stemtを使っていますが、259pの検索表ではculmsを使っています。

James G. Harris, Melinda Woolf Harris Second edition Plant identification terminology 2007ではculmと説明がありました。

H.D. Harrington(1977)How to identify Grasses & Grasslike plants でもculm。
 
Field Guide to Intermountain Sedges (1998) flowering culm


Field Guide to Sedge Species of the Rocky Mountain Region (2001) culm
→ちょっと重いですが、pdfで本が読めます。

すげの会会報4号にある益村さんの解説では、「茎(稈)」

North American Cariceae (1940) culm

The illustrated Flora of Illinois (1999) culm
 
海外の文献では「culm」、国内では「茎」が優勢?
 
numakunaiさんの疑問とお願い:
1.難しいのは小穂(spikelet)、穂(spike)の定義かと思います。花序がinflorescenceというのは良いとして、じゃあ、具体的に小穂と穂はどこが違うのかと問われるとよくわかりません。
2.DNA系統解析の理論をわかりやすく説明する時間をすげの会大会で作っていただけるとありがたいですね。あの系統樹はどうやってかいてるのかよくわかりません。結果だけ引用させていただいてるので、もやもやしてます。
 
こりゃ忙しいぞ!

2010年1月12日火曜日

カヤツリグサ科の茎は「稈」の定義にあてはまらない

図説 植物用語事典
清水建美
八坂書房(2001)

p.170
稈culm:節間が中空で節に隔壁がある茎のこと
もっぱらイネ科植物の茎を指す。
カヤツリグサ科の茎は、節間が中実なのでこの定義には当てはまらない。

なんだって~!それで、「有花茎flowering stem」か。

自然環境等で観察した場所の調査地点を地図上でデータ化しよう……:URL変更してた

自然環境等で観察した場所の調査地点を地図上でデータ化しよう……
3次メッシュデータ→緯度経度データ

URL変更してました。もう一度、お気に入りに登録して下さいね~

クロボスゲはCarex atrataではない (1956)

クロボスゲはCarex atrataではない
小山鐵夫T. Koyama Acta Phytotax. Geobot. 16(5): 154 (1956).

→Carex japonalpina

京都大学カラコラム・ヒンズークシ探検隊(1955)採集のカラコルム産のスゲ科の新種Quelques Cyperacees nouvelles du Karakoram, recueillees par l'Expedition Scientifiq1ue de ;'Universite de Kioto, en 1955 (1956)

京都大学カラコラム・ヒンズークシ探検隊(1955)採集のカラコルム産のスゲ科の新種Quelques Cyperacees nouvelles du Karakoram, recueillees par l'Expedition Scientifiq1ue de ;'Universite de Kioto, en 1955
小山鐵夫T. Koyama
Acta Phytotax. Geobot. 16(6): 166-168 (1956).

Carex atrofurfur, Carex lepus-aestatis, var. parvinux, Kobresia septatonodosa

アフガニスタンのカヤツリグサ科Cyperaceae of the vascular collection made by the Kyoto University Science Expedition to Afghanistan in 1955 (1957)

アフガニスタンのカヤツリグサ科Cyperaceae of the vascular collection made by the Kyoto University Science Expedition to Afghanistan in 1955
小山鐵夫T. Koyama
Acta Phytotax. Geobot. 17(2): 46-51 (1957).

Carex diluta, Carex infuscata, Carex odeoi, Carex pseudofoetida, Carex wendelboi, Kobresia laxa, Cyperus longus, Cyperus imbricatus, Cyperus rontundus, Eleocharis kitamurana, Eleocharis uniglumis, var. transcaucasia, var. latior, Eriophorum comosum, Scirpus holoschoenus, Scirpus tabernaemontani, Scirpus triqueter, Scirpus martimus, Scirpus strobilinus, Scirpus vulpinicolor, コウキヤガラ

カヤツリグサ科の分類学的研究8 Taxonomic study of Cyperaceae 8 (1958)

カヤツリグサ科の分類学的研究8 Taxonomic study of Cyperaceae 8
小山鐵夫T. Koyama
Acta Phytotax. Geobot. 17(4): 97-102 (1958).

パキスタン:
Carex infuscata, var. erostrata, var. gracilenta, Carex lineariterminaris, Carex moorcroftii, Carex nivalis, var. griffithii, Carex pakistanica, Carex vulpinaris, Eleocharis obscura

秋田県産スゲ属の新雑種 A New Hybrid of Carex in Akita Pref.(1987)

秋田県産スゲ属の新雑種 A New Hybrid of Carex in Akita Pref.
藤原陸夫
植物地理・分類J. Phytogeogr. & Taxon. 35(2): 81-82 (1987).

雑種カズノスゲCarex akitaensis Fujiwara Carex middendorfii×Carex sadoensis

小豆島産スゲ属植物目録 A list of Carex in Syodoshima (1987)

小豆島産スゲ属植物目録 A list of Carex in Syodoshima
植物地理・分類J. Phytogeogr. & Taxon. 35(2): 84 (1987).

オオナキリスゲ、マツバスゲ、ショウジョウスゲ、イトアオスゲ、アワボスゲ、ナキリスゲ、ヒメカンスゲ、シラスゲ(二型あり)、ケスゲ、イトスゲ、ヒメジュズスゲ、タニガワスゲ、ゲンカイモエギスゲの一型、マスクサ、サナギスゲ、ヒゴクサ、ヒカゲスゲ、オオムギスゲ、ナキリスゲ、センダイスゲ、サツマスゲ、タチスゲ、ゴウソ、ホシナシゴウソ、シバスゲ、コウボウシバ、シラコスゲ、ヤワラスゲ、モエギスゲ、ヒメモエギスゲ

すげの会全国大会要綱作成中

すげの会全国大会要綱(案)が上がってきました。
今月か来月にお送りする予定です。

numakunaiさんからニュース用原稿

numakunaiさんからニュース用原稿をいただきました。
本の紹介です。今回、2原稿も送って下さいました。
ありがとうございます!

2010年1月11日月曜日

Dispersal Ecology of Carex pedunculata (Cyperaceae), A New North American Myrmecochore (1976)

Dispersal Ecology of Carex pedunculata (Cyperaceae), A New North American Myrmecochore
Steven N. Handel
Amer. J. Bot. 63(8): 1071-1079 (1976).

Myrmecochoreアリ散布植物

Carex pedunculataは、北アメリカで初めて見つかったアリ散布のスゲ。
アリ名:Aphaenogaster rudis

アリを使った実験:巣穴近くにおくと8分後にはもう近づいてきている。以後、時間を追ってアリの様子を記述している。

Fate of Oxygen Losses From Typha domingensis (Typhaceae) and Cladium jamaicense (Cyperaceae) and Consequences for root metabolism (2000)

Fate of Oxygen Losses From Typha domingensis (Typhaceae) and Cladium jamaicense (Cyperaceae) and Consequences for root metabolism
Abad Chabbi, Karen L. McKee, and Irving A. Mendelssohn
Amer. J. Bot. 87(8): 1081-1090 (2000).

keyword: alcohol dehydrogenae, cattail, Cladium ,Cyperaceae, ethanol, Evargades, flood tolerance, redox potential, root oxygen, sawgrass, Typha, Typhaceae

Cladium jamaicense ヒトモトススキ

酸素浪費と根における代謝の結果
ChladiumはTyphaより効率が悪い。

第6回すげの会標本同定会 in 科博(つくば)

第6回すげの会標本同定会 in 科博(つくば)の日程調整中。
9月初めか10月終わりになる予定です。

The Effects of Population size limitation on Fecundity in Mosaic Populations of the Clonal macrophyte Scirpus maritimus (Cyperaceae) (2000)

The Effects of Population size limitation on Fecundity in Mosaic Populations of the Clonal macrophyte Scirpus maritimus (Cyperaceae)
Anne Charpentier, Patrick Grillas, and John D. Thompson
Amer. J. Bot. 87(4): 502-507 (2000).

keywords: clonal growth, colonization, Cyperaceae, habitat size, Mediterranean wetlands, Scirpus, self-incompatibility

Scirpus maritimus(コウキヤガラ)のクローンによる分布域拡大は、各集団が少ないクローンから構成されているため、狭い範囲での生育環境では効率が悪くなってしまうと考えられる。

Flower and Spikelet Morphology in Sawgrass, Cladium jamaicense Crantz (Cyperaceae) (2002)

Flower and Spikelet Morphology in Sawgrass, Cladium jamaicense Crantz (Cyperaceae)
Jennifer H. Richards
Annals of Botany 90: 361-367 (2002).

Keywords: Anemophily, Cladium jamaicense, determinate spikelet, Cyperaceae, dichogamy, protandry, protogyny, indeterminate spikelet, sawgrass, spikelet morphology

Hellmuthia属を花の構造から考えると、cyperoid型からきたものと考えられる。Hellmuthia属の鱗片(lateral scale)は花被片の一部であり、Paramapania属でみられる鱗片(the lateral "scale")とは異なる。

The Spikelet in Cyperaceae(1948)

The Spikelet in Cyperaceae
R.E.Holttum The Botanical Review 14: 525-541 (1948).

Hypotreae, Scirpeae, Rhynchosporeae, invariably unisexual flowers

カヤツリグサ科の主な小穂の型は5つある
1.Hypolytreae型
2.Scirpeae and Rhynchospora型
3.Scleriae型
4.Cryptangieae型
5.Cariceae型

それぞれの説明

チャリティmasaki:Room to Read

勝間さんブログ:週刊ダイヤモンド、Room to Readの記事全文+Twitter特集をAmazonで買うとRoom to Readで学校が建ちます!!

Room to Read 日本語版ホームページ←かっこいい
はじめた人:ジョン・ウッド
著書:「マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった」

Room to Readの記事全文より
(3ページ目)
「私たちがやることは、たった一つしかありません。(その他の支援は)やりません。・・・」
(4ページ目)
「・・・行動を伴わない批判に耳を傾ける時間はありません。・・・」

続けることは大事だし、大変だ。

2010年1月9日土曜日

若手研究者のお経

若手研究者のお経-- これから論文を書く若者のために --

これから論文を書く若者のために1991年版

東北大学の酒井先生による論文の書き方指南。
本の方も充実しています。

植物学雑誌pdf

Journal@rchive 植物学雑誌

vol. 1(1887) - 84 (1971)までをpdfで。

八王子周辺のスゲ類(1983)

八王子周辺のスゲ類
中里秀行
東京都の自然 (9): 9-12 (1983).

オニスゲ、ゴウソ、アゼスゲ、タカオスゲ

スゲ類の開花~結実時期(1985)

スゲ類の開花~結実時期
中里秀行
東京都の自然 (11): 20-22 (1985).

自宅栽培し開花~結実の季節を追って比較観察。

開花・野外との比較
結実・実の早落性について
オクノカンスゲについて
まとめ

masakiwitter:masa神起

東方神起のこういうところがいい。

東方神起リーダー:ユノ-ユンホ 母校と福祉施設でボランティア←韓国語
母校(高校)には、去年から奨学金寄付、先生・後輩と交流。
福祉施設には、子どもたちと交流・電気器具寄付。
アフリカにも支援金。

すごい24歳だ!

2010年1月8日金曜日

葉緑体DNA多型からみる日本列島広域分布種の分布変遷

小石川植物園後援会ニュースレターより
葉緑体DNA多型からみる日本列島広域分布種の分布変遷(大井 哲雄)

植物の分布。

総合地球環境学研究所 プロジェクトD-02 ワーキンググループ紹介

総合地球環境学研究所 プロジェクトD-02 ワーキンググループ紹介
古生態班~日本列島における最終間氷期以降の植生変遷と人間活動

植物地理班~日本列島における植生の歴史的成立過程の解明

植物の分布。

リンク:分布図情報提供 日本関連の分布図:岐阜県図書館世界分布図センター

分布図情報提供 日本関連の分布図:岐阜県図書館世界分布図センター

植物の分布を考えるとき役立ちそう。

masaki本:正月に読んだ湯浅 誠さん関連の本

「もやい」サポーター会員になった私が正月に読んだのは以下の本。

1.岩盤を穿(うが)つ:購入
2.どんとこい、貧困! (よりみちパン!セ):図書館でかりた。以前紹介済。
3.貧困襲来:購入
4.反貧困の学校:図書館でかりた
5.反貧困の学校2:図書館でかりた
6.あなたにもできる!本当に困った人のための生活保護申請マニュアル:図書館でかりた

自己責任論が問えないのは、選択するAとBの条件が同等でないとき。
自分の意志でなく環境により、どうしてもAしか選べない場合、自己責任論は問えない。
環境=家族のサポート(溜め)or公的サポート

すげの会 青年部 英語研究会(仮名)

numakunaiさんと英語の勉強をがんばろうと励まし合っている。
年末に、
*************
正木さんは英語論文を読む以外に、どんなふうに毎日、英語を勉強されていますか?よろしければ教えてください。英語トレーニングの情報交換しましょう
*************
とメールしていただいたのが事の発端。

numakunaiさんの勉強が半端ない。
************
そこで、NHK語学講座のストリーミング放送を聴いています。
あとは、たまに英会話スクールへ行ってます。
トイレには市販のDuoという単語帳を置いていて毎回読んでます。
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すげぇ。

私は、毎朝ネットでちょっとやってるくらい・・・。
1.VOAnews:読み上げのついている記事3題を聞く。
2.ハン検:趣味。今年は4級取得が目標。
3.TOEICデイリー:7月に受ける予定。
4.NHK語学番組ハングル:単語。趣味。
あと、電車の中でTOEIC問題とハングル検定問題。

私もやってる~とのご連絡、この勉強会のナイスなネーミングもお待ちしております。
みんなで頑張りましょう!

兵庫のshimizuさんから電話

昨日、兵庫のshimizuさんから星野先生にTELあり。
あと1週間位で原稿送りたいが、莎草研究no.15の締切に間に合うかとのこと。
大丈夫です。お待ちしております。

2010年1月7日木曜日

カヤツリグサ科ホームページ図鑑更新!

カヤツリグサ科ホームページ図鑑更新しました。
「ヒラアンペライ」と「ムニンアンペライ」です。
最近、更新頻度が高くなってしまった。

チャリティmasaki:「もやい」さんから入金確認の連絡が!

NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい
もやいさんから入金確認の連絡あり。これで晴れて「サポーター会員」だ。
昨年は1口(¥5,000)だったけど、今年は2口(¥10,000)できるよう努力する。
なんで地元の支援団体にしないかとの疑問がもたげるが、社会に一石を投じて全国にひろげ、全国で活動している団体があちこちあることに気付かせてくれた感謝の念が大きい。
まだ、2001年にできたばかりの団体であることに注目だ。
サポーター会員には、年4回会報が送られる。
発信する側でなく、受け手側の気持ちも分かる。

2010年1月6日水曜日

対馬島植物誌予報 VII (1942)

対馬島植物誌予報 VII
中島一男
Bot. Mag. Tokyo 56(670): 515-521 (1942).

イトハナビテンツキ、

1エナシヒゴクサ、2オオナキリスゲ、3マツバスゲ、4ヒゲスゲ、5アオスゲ、6アワボスゲ、7ナキリスゲ、8ミヤマイワスゲ、9ケタガネソウ、10ヒメカンスゲ、11アゼナルコスゲ、12カサスゲ、13シラスゲ、14ヒメジュズスゲ、15タニガワスゲ、16オオタニガワスゲ、17ゲンカイモエギスゲ、18マスクサ、19ヒナスゲ、20サナギスゲ、21ホソバヒカゲスゲ、22ジュズスゲ、23ヒゴクサ、24コウボウムギ、25ヒカゲスゲ、26サツマスゲ、27カタスゲ、28コジュズスゲ、29タチスゲ、30キノクニスゲ、31ゴウソ、32ノゲヌカスゲ、33ヒメシラスゲ、34シバスゲ、35アオゴウソ、36シロホンモンジスゲ、37シラコスゲ、38ジングウスゲ、39シオクグ、40ヤワラスゲ、41モエギスゲ、42ツシマスゲ、(スゲ42種類)

ヒトモトススキ、チャガヤツリ、タマガヤツリ、ヒナガヤツリ、コアゼガヤツリ、コゴメガヤツリ、シチトウ、カヤツリグサ、ウシクグ、オニガヤツリ、ハマスゲ、ヒメヒラテンツキ、テンツキ、ケテンツキ、クロテンツキ、イソヤマテンツキ、オオテンツキ、ヒデリコ、ヤマイ、マツバイ、クログワイ、セイタカハリイ、チャボイ、ハリイ、マシカクイ(シカクイ)、ミズガヤツリ、ヒメクグ、クグ、アゼガヤツリ、カワラスガナ、トラノハナヒゲ、イヌノハナヒゲ、コウキヤガラ、ホタルイ、ヒメホタルイ、カンガレイ、フトイ、サンカクイ、エゾアブラガヤ、アブラガヤ、コシンジュガヤ。

すげの会年会費:入金確認

年末年始はすげの会年会費の振り込みがどっと増える。
これまたうれしい悲鳴だ。
でも、大学事務が昨日からなので年末年始分は今日確認になってしまい、大変申し訳ありません。
年会費のお振り込みは、「・・・年分会費」とご記入お願いいたします。

莎草研究no.3:yanoくんからまた原稿

yanoくんからまたしても原稿をいただく。
莎草研究no.3はyano特集になりそうです。
本当、ありがとう。
さっそく、さっき査読に回したよん。
査読担当の皆さん、よろしくお願いいたします。
2月15日(月)一応締切です。

神奈川のnakayamaさんから励まし

「急がないでくださいね。」
と神奈川のnakayamaさんから年賀励まし。
私、今年は厄年ですからね~
「ゆっくり落ち着いて頑張ろう!」

スゲ分布図試案no.3:長崎大のnakanishi先生より

長崎大のnakanishi先生からも、スゲ分布図試案no.3用にと標本データをいただきました。
また送って下さるとのことで、うれしい悲鳴。

スゲ分布図試案no.3:静岡のnaitouさんから標本寄贈

静岡のnaitouさんから、スゲ分布図試案no.3用にと貴重な標本を送っていただきました。
さっそく、hoshino先生(今年還暦)と一緒に同定&同定結果を送付。
分布図も頑張らないとな!

対馬スゲ:nakanishi先生とyanoくん

対馬で調査したときの報告を莎草研究用に書いています。
長崎大のnakanishi先生に、新年早々ずいぶんお世話になってしまった。
教えていただいた論文はyanoくんに調べてもらった。
お二人ともありがとうございます~

2010年1月5日火曜日

莎草研究no.15:査読入りました

投稿された皆さん、お待たせしました。
やっと査読者の方々へ原稿をお送りすることが出来ました。
今のところ、5原稿です。

査読していただく方は、すげの会会員の皆さんが対象です。
会員であれば、いつ査読依頼が来るかわからない訳です。
依頼が来た皆さん、よろしくお願いいたします。

査読締切は一応、2月15日(月)となっております。

Cytological studies in Scleria (1990)

Cytological studies in Scleria
B.H.M.Nijalingappa and D.Leela Bai
J. Cytol. & Genet. 25: 133-136 (1990).

シンジュガヤ属
S. pergracilis 2n=10
S. foliosa 2n=20

Mycorrhiza in sedges-an overview (2004)

Mycorrhiza in sedges-an overview
T. Muthukumar, K. Udaiyan, P. Shanmughavel
Mycorrhiza 14: 65-77 (2004).

カヤツリグサ科植物の共生菌類、黒穂病について。
果胞がまっくろの炭状態になっている雌小穂をみたことがありませんか?
その研究。

岡山県産スゲ属植物(1970)

岡山県産スゲ属植物
岡本 香
岡山理科大学紀要 6: 133-154 (1970).

66種、分布図あり。
ヒナスゲ、シラコスゲ、マツバスゲ、ハリガネスゲ、コハリスゲ、ツクシミノボロスゲ、ヤチカワズスゲ、マスクサ、ヒルゼンスゲ、アゼスゲ、タニガワスゲ、ヤマアゼスゲ、オタルスゲ、アゼナルコ、ヤマテキリスゲ、カワラスゲ、テキリスゲ、ゴウソ、ヒメゴウソ、ミヤマナルコスゲ、ナキリスゲ、フサナキリスゲ、ナルコスゲ、タチスゲ、ショウジョウスゲ、コカンスゲ、カサスゲ、キンキカサスゲ、ジュズスゲ、アワボスゲ、ヤワラスゲ、コウボウシバ、シオクグ、ヤマジスゲ、ミヤマジュズスゲ、コジュズスゲ、エナシヒゴクサ、シラスゲ、ヒゴクサ、ヒメシラスゲ、オニスゲ、ヌカスゲ、ノゲヌカスゲ、シバスゲ、ヒメアオスゲ、ミセンアオスゲ、クサスゲ、ダイセンスゲ、ケスゲ、イトスゲ、ミヤマkンスゲ、ホンモンジスゲ、ヒメモエギスゲ、ベニイトスゲ、ニシノホンモンジスゲ、ヒメカンスゲ、オクノカンスゲ、カンスゲ、オオムギスゲ、ケタガネソウ、ササノハスゲ、タガネソウ、ヒカゲスゲ、サツマスゲ、ビロウドスゲ(ビロードスゲ)。

小豆島の植物(1963)

小豆島の植物
正宗巌敬、里見信生
北陸の植物の会 1-69 (1963).

シラスゲ、イトスゲ、タイワンスゲ、ホソバヒカゲスゲ、ヒゴクサ、コウボウムギ、ヒカゲスゲ、オオムギスゲ、コウボウムギヒカゲスゲ、ハタベスゲ、アオスゲ、サツマスゲ、ゴウソ、アワボスゲ、コジュズスゲ、ケスゲ、イトアオスゲ、コウボウシバ、センダイスゲ、ナキリスゲ、ヤwラスゲ、コップモエギスゲ、ヒメモエギスゲ、ヒトモトススキ、チャガヤツリ、クグ、タマガヤツリ、アゼガヤツリ、コアゼガヤツリ、カヤツリグサ、ハマスゲ、シカクイ、テンツキ、ビロウドテンツキ、ヤマイ、ヒメクグ、ノグサ、イヌノハナヒゲ、アブラガヤ

大雪山国立公園、然別湖の植物 Ⅰ.ヤチヤナギ生育地の植生(予報)(2004)

大雪山国立公園、然別湖の植物 Ⅰ.ヤチヤナギ生育地の植生(予報)
丸山まさみ、丸山立一
上士幌町ひがし大雪博物館研究報告 26: 23-32 (2004).

ヤチスゲ、ワタスゲ、キタノカワズスゲ、グレーンスゲ、ヒロハオゼヌマスゲ、ゴンゲンスゲ

大雪山国立公園、然別湖の植物 Ⅰ.然別湖植物目録(第1版)(2004)

大雪山国立公園、然別湖の植物 Ⅰ.然別湖植物目録(第1版)
丸山まさみ、丸山立一、紺野康夫
上士幌町ひがし大雪博物館研究報告 26: 1-22 (2004).

ヒラギシスゲ、ショウジョウスゲ、ハクサンスゲ、ヒメカンスゲ、カサスゲ、ミヤマジュズスゲ、キタノカワズスゲ、タニガワスゲ、コハリスゲ、ホソバヒカゲスゲ、カワラスゲ、ヒゴクサ、ヒカゲスゲ、アオスゲ、ヤチスゲ、アカンスゲ、ヒエスゲ、ビロードスゲ、ヒメシラスゲ、ヒメスゲ、グレーンスゲ、サッポロスゲ、ヒロハイッポンスゲ、イトヒキスゲ、オオカサスゲ、ゴンゲンスゲ、サドスゲ、タガネソウ、オオカワズスゲ、アゼスゲ、オオアゼスゲ、ヒロハオゼヌマスゲ、オニナルコスゲ、オオヌマハリイ、ヌマハリイ、ワタスゲ、クロアブラガヤ

周南市文化財審議会資料 旧徳山市域の植生(2006)

周南市文化財審議会資料 旧徳山市域の植生
真崎 博 編
周南市文化財審議会資料 (2006)

100ページほどの力作。
山口県中央部の植生の状況を解説。
種名だけでなく、山口県植物調査の歴史がわかる。
誰がいつ何を発見したかがわかる。

2010年1月4日月曜日

種子(たね)はひろがる―種子散布の生態学(中西弘樹)1994年

種子(たね)はひろがる―種子散布の生態学(中西弘樹)平凡社

サンカクイ:セキレイのフンから発見、植えるとすべて発芽→鳥散布
アオスゲの果胞の図あり。
エライオソーム:脂質、糖質→アリが好む→アリ散布:今のところカヤツリグサ科ではスゲ属のみ

nakanishi先生からメールをいただいたので、読み直し。

カヤツリグサ科スゲ属シオクグ節の近畿地方における分布1 (2006)

カヤツリグサ科スゲ属シオクグ節の近畿地方における分布1
山本修平
近畿植物同好会会誌 29: 1-5 (2006).

オニスゲ、ウマスゲ、オオクグ、分布図あり。

キノクニスゲ(カヤツリグサ科)について (2005)

キノクニスゲ(カヤツリグサ科)について
山本修平
近畿植物同好会会誌 28: 27-30 (2005).

キノクニスゲ、分布図、学名由来、クロシマスゲなど。

小笠原の自然、小笠原諸島の学術調査報告書(1970)

小笠原の自然、小笠原諸島の学術調査報告書
文化庁
小笠原諸島の学術調査報告書 122-123 (1970).

ウミノサチスゲ、シマイソスゲ、ムニンナキリスゲ、ヒゲスゲ、セキモンスゲ、ヒトモトススキ、シュロガヤツリ、アイダクグ、タイワンヒメクグ、クグガヤツリ、シマクグ、クグ、タマガヤツリ、アゼガヤツリ、コゴメガヤツリ、オニクグ、オオヒメクグ、シチトウイ、キンガヤツリ、ムツオレガヤツリ、イガガヤツリ、ハマスゲ、テンツキ、シマテンツキ、ムニンテンツキ、シマテンツキ、ヒデリコ、クロガヤ、ヒラアンペライ、ムニンアンペライ、イヌノハナヒゲ、イガクサ、ジョウイ、オオサンカクイ、オオカブラガヤ、カミソリグサ、サンカクイ、シンジュガヤ。

台湾植物誌 第二版 被子植物・単子葉植物 (2000)

台湾植物誌 第二版 被子植物・単子葉植物 5: 189-237 (2000).
台湾植物誌第二版編纂委員会、国立台湾大学植物学系

ハタガヤ、イトハナビテンツキ、オオイトスゲ(シロイトスゲ)、アリサンタマツリスゲ、アオスゲ、アワボスゲ、ナキリスゲ、ハリガネスゲ、コイワカンスゲ、ハナビスゲ、シラスゲ、イトスゲ、サナギスゲ、ホウオウザンスゲ、テキリスゲ、コウボウムギ、サツマスゲ、カタスゲ、タチスゲ、イワカンスゲ、フサスゲ、ヌカスゲ、ミノボロスゲ、ヒメスゲ、ヒメゴウソ、コウボウシバ、ヤブスゲ、アブラシバ、シオクグ、タシロスゲ、タイホクスゲ、ヒメモエギスゲ、ヒゲスゲ。

The Cyperaceae of Micronesia (1964)

The Cyperaceae of Micronesia
Tetsuo Koyama
Micronesia 1: 59-111 (1964)

Carex fuirenoides,
Carex brunnea,
C. fuirenoides

神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006植物編維管束植物、コケ植物、菌類、植物群落(2006)

神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006植物編維管束植物、コケ植物、菌類、植物群落
高桑正敏、勝山輝男、木場英久編
神奈川県立生命の星・地球博物館 (2006)

イトテンツキ、クロカワズスゲ、マツバスゲ、アワボスゲ、ジョウロウスゲ、ミヤマジュズスゲ、コタヌキラン、サナギスゲ、コハリスゲ、ウマスゲ、センダイスゲ、ヤガミスゲ、タチスゲ、ヒメモエギスゲ、マメスゲ、オオクグ、オオタマツリスゲ、サドスゲ、シオクグ、オニナルコスゲ、ヒメアオガヤツリ、カンエンガヤツリ、オニガヤツリ、ミズハナビ、シロガヤツリ、タチヒメクグ、イヌクログワイ、スジヌマハリイ、ヒメハリイ、ヤリハリイ、コツブヌマハリイ、ミツカドシカクイ、オオヌマハリイ、サギスゲ、コアゼテンツキ、ノテンツキ、ナガボテンツキ、ヤリテンツキ、ビロードテンツキ、アオテンツキ、コイヌノハナヒゲ、コマツカサススキ、ヒメホタルイ、シズイ、イセウキヤガラ、ハタベカンガレイ、タイワンヤマイ、コシンジュガヤ

2010年1月3日日曜日

ショップmasaki:ビジネス力養成 小宮一慶手帳2010

ビジネス力養成 小宮一慶手帳2010

を年末買ってみた。今まで手帳らしい手帳を使ったことがない私がなぜ。

1.5,10年単位の未来日記が書ける
2.未来から現在にさかのぼって計画を立てることができる
 (ある意味、短期間未来日記)
3.数に強くなれる
4.カバンから出し入れしやすい

この4条件を兼ね備えていなければ、買わない。
と腹決めしていたら、なんとあった。
勝間さんの「人生戦略手帳」でないところが自分でも驚き。
→単純に値段と手に入れやすさの違い。駅ナカになかったから。

4のカバンから出し入れ条件が少し守られていないが、今のところ満足。
もともと、ナイロンカバーがついていたが、さわったとき冷たいので外して使っている。
手帳が痛む?関係ねぇっ!さわり心地が悪いと使わん。

買うまで使ったことがないので、全体の日々の予定は書かない。
誰かに聞くか、予定カレンダー見れば分かる。
未来日記から分割して決まった自分のやることだけ書く。

毎日、「今日の気付き」と「今日の数字」、毎週、「経済指標と定点観測」をしないといけない。
数字に強くなりたい私には良い教訓。今のところ、欲しいものの値段ばっかし。

後ろのページに、「これだけは押えておきたい数字」があるが、これが気に入った点の1つ。
日本の人口は1億8千万人と思っていたが、ずいぶん減ったんだな。みたいなのがうれしい。

Typification of three names in the Bolboschoenus maritimus group (Cyperaceae) (2006)

Typification of three names in the Bolboschoenus maritimus group (Cyperaceae)
Karol Marhold, Michal Duchacek & Zdenka hroudova
Willdenowia 36: 103-113 (2006).

Bolboschoenus maritimus:コウキヤガラのシノニム
keywords:taxonomy, lectotype, epitype, Scirpus, macrosachyate morphotype

命名上問題があるグループを再度タイプ指定した。

Vegetation types with Cladium mariscus (Cyperaceae) in Greece(2006)

Vegetation types with Cladium mariscus (Cyperaceae) in Greece
Michel Theocharopoulos, Theodoros Georgiadis, Georgios Dimitrellos, Stergios Chochliouros & Argyro Tiniakou
Willdenowia 36: 247-256 (2006).

Keywords: autecology, phytosociology, wetlands, fresh water, distribution

ギリシャのCladium分布調査

Bioclimatic(生育環境:乾燥or湿潤、気温), geological(地理:海岸など、地質), pedological(土壌学的データ) and physicochemical(生化学的データ) data of sampiling sites.

種子植物談話会からの報告・2・-野外植物観察会2001で観察した紀伊大島とその周辺域の植物(2001)

種子植物談話会からの報告・2・-野外植物観察会2001で観察した紀伊大島とその周辺域の植物
田村実(大阪市立大学)・藤井伸二(大阪市立自然史博物館)・西野貴子(大阪府立大学総合科学部)・山下 純(大阪市立大学)・布施静香(兵庫県立人と自然の博物館)
日本植物分類学会ニュースレター 3: 11-14 (2001).

・紀伊半島内水田:ヒデリコ
・串本-紀伊勝浦:塩性湿地:イソヤマテンツキ

2010年あけましておめでとうございます!

2010年あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
セヘ ボク マニ パドゥセヨ!